マトリックスは、地球がその一部になるよりはるか前に始まった戦争の道具として作られました。第4回で扱うのは、その戦争を始めたのは誰で、いまも命令を出しているのは誰かということです。

1. ソースだけを共通の敵とする帝国

このマトリックス、つまり私たちが入れられている人工の世界がどう作られたかという話は、一つの戦争から始まります。

おおよそのところ、始まりは人間だったと言っていいでしょう。アブラクサス、火星のような別の惑星に住んでいた人間たち、そして別の銀河や星系に住んでいた人たちです。

この人たちが王族でした。やがて彼らは帝国を建て、銀河を次々に征服していきます。

人間だけではありません。ドラコのように、この戦争に加わってきた人間以外の種族もいました。同じように名前が私たちに伝わっている人たちも、ほかにいます。いえ、人ではないので、者たちと言うべきでした。

彼らはともに銀河の征服を続け、捕らえた相手を奴隷にして働かせました。戦争捕虜になった者たちもいて、地球にいる私たちホモ・サピエンスがそうです。

この戦争を戦っていた者たちの多くは、もともとは自然のままの種族でした。ですが時間が経つうちに、私たちがサイボーグと呼ぶような姿になった例も出てきます。

自分自身をAIシステムと統合し、その意識、つまり心や記憶の網の一部になったということです。そうすれば、その網を自分たちで制御して、戦争でも戦えるからです。

そこまでしたのは、ほとんどが上位の王族でした。軍隊のように動いて戦略を持ついくつもの集団が、互いに戦うためにAIと一体になったのです。

ここで言うディープステートも、この王族のうちいくつかの血統家族にあたります。彼らは地球が関わってきたときに、この戦いへ加わりました。

だからこそ彼らは、本質的に私たちの敵なのです。地球の敵であり、ソースの敵でもあります。

この王族たちは互いに憎み合い、オムニバース全体の頂点をめぐって互いの帝国や王国を征服し合ってきましたが、それでも唯一共通しているものがあります。ソースとの戦いです。

彼らはほとんど例外なくソースを憎んでいます。自分たちが制御できるものだけを手元に置きたがります。そして、存在するもの全部を自分のものにしたいと思っています。

この戦争には、勝ち取るべき頂点の座があります。AI戦争と呼ぶこともできますが、戦っているのはAIではありません。AIは道具でしかないからです。

たとえて言えば、AI戦争という呼び方は、実際に戦争をしているのは軍隊だと言うようなものです。その軍隊も戦車を持っていますし、私たちの世界では大統領のために戦っています。

マトリックスの世界では、その大統領にあたるのが王族です。王国がいくつもあり、その一つひとつの中に帝国があって、王族はその帝国の長にあたります。

そしてその上に、王と女王がいます。王や女王の名前で聞き覚えのあるものとしては、アルテミスなどがあります。アブラクサスの側にもいくつも名前があって、知っているものも知らないものもあるはずです。

その誰一人として、実際に地球に住んではいません。正直なところ、自分たちが作ったこの汚泥の中になど住まないでしょう。彼らから見れば、はるか下の場所だからです。

地上の状況を取り仕切る役目のほうは、自分たちの臣下、つまり私たちが知っているあの血統家族に任せています。

この王たちは、AIから枝分かれした別のAIをいくつか使える立場にありましたし、程度の差はあれいまもそうです。私たちみんなを支配するためであり、隷属状態に置き続け、この惑星での戦争を続けるためです。

その枝分かれしたAIを持っている集団のひとつが連邦です。ほかにも中国のブラック・ウィドウ計画のような集団があり、ロシアやイラン、イスラエルの集団もいて、サンヘドリンも、バイエルン・イルミナティもいます。イルミナティは一つではなく、複数あります。

イルミナティが複数あること:複数だというのは言い間違いではありません。バイエルン・イルミナティとサンヘドリンは、血統側の権力構造の同じ側に座っていて、どちらがそれを動かすのかをめぐって長く争ってきました。

2026年8月8日のレポートでは、その争いはすでに公然のもので、互いに相手をその取り決めから外そうと動いていると伝えました。

この人たちのことを、私たちは知っています。ニュースで見かけます。いえ、見かけるのは少なくともその一部のメンバーです。ところが、本当に裏で物事を動かしている人たちのほうは、私たちの目には入ってきません。

この集団どうしの戦いはいまも続いています。地球でもその戦いが現れています。現れ方は、ここにいる人間、つまりホモ・サピエンスの集団や、秘密宇宙軍(公にされていない宇宙の軍事組織)の集団が、それぞれどの王国、どの帝国の血統に属しているかで変わります。

彼らはそれぞれ、自分の血統のために戦います。

私たちがまとめてマトリックスとも呼んでいるたくさんのシミュレーションは、銀河の征服が続いていたこのころに始まりました。ある時点でいくつかの帝国が手を組み、四つの王国を作ることを決めました。

2. グリーンランドの一室から降りてくる命令

地球が大きな標的になったのは、地球がほかを支配していたから、いえ、支配というのは正しい語ではありません。地球はもともとネクサス惑星で、ほかの惑星はすべて地球を手本に作られていたからです。

地球はいわば、どの銀河のどこにあるかを問わず、存在するすべての惑星のガーディアン、つまり守り手の役目を担う惑星でした。すべての惑星に関わる神聖な計画を地球が持っていて、それを使って、あちこちの惑星で物事が調和を保てるように助けていました。

地球には、もちろんソースとともに果たす大きな役割と、担うべき大きな持ち場があります。ただ、その役割を果たせたのは、ソースとの量子もつれ(離れていても一体で動く結びつき)がまだあったあいだのことです。

私たちはこのあいだずっと、その量子もつれをつなぎ直そうとしてきました。地球ともう一度、そしてソースとも調和を取り戻せるようにするためです。

何日か勝てることもあるのですが、そこでシミュレーションが働いて私たちを叩き落とします。行ったり来たり、また行ったり来たり。これをもうずいぶん長いあいだ続けています。

あの四つの王国と、それぞれの下にぶら下がっている帝国には、共有している目的が四つあります。どれもソースとの戦いにつながっています。一つ目は、すべてを一人で支配する立場がほしいということです。これは年々かなりはっきりしてきました。

王族たち自身の言い分では、この戦争には勝者が出るはずで、その勝者はオムニバース全体を一人で支配する立場に立つことになっていました。

そうした支配の座に就くのは、たいてい人間です。しかも、私たちがこの惑星のどこかで知っていたり見かけたりする人間ではありません。この惑星は、彼らにとってはずっと格下の場所だからです。

ただ、彼らにはホログラムの電話室と私たちが呼んでいる部屋がいくつもあって、そこから電話をかけ、命令と指示を出すことができました。地上にいる自分の血統の人間から、直接、状況報告を受け取ることもあります。

そのうえで、どう動くかを命令と指示にして返すわけです。これは中国のような場所でも、グリーンランドでも行われています。

グリーンランドの電話室は、私自身がこの目で見ました。ロシアでもいくつか見ていますし、アメリカにあるのは間違いありません。

氷の下の冷たく白い部屋。中央に立つホログラムの光の柱へ一条の光が降り、別の一条が柱から昇っている
命令はこの部屋から地上へ降りていき、状況報告は同じ経路を通って上がってきます。電話をかける側は、誰一人この地球には住んでいません。

この部屋を通っている通信回線は、神のマシンなどと呼ばれることがあります。それでも、この人たちは誰一人として神ではありません。

私たちの歴史では、この人たちがギリシャの神々と呼ばれることもあります。過去の帝国の長たちのことです。ローマの神々もそうですし、東ヨーロッパにも独自の神話の神々がいて、西ヨーロッパにもいます。

アメリカにも、これに似たものが多少はあります。少なくともかつてはありました。ネイティブアメリカンの民間伝承というかたちで残っている場合もあります。

3. 科学を神聖な計画の上に置く者たち

王国と帝国が共有している目的の二つ目は、科学を自然よりも、そして神聖な計画よりも上に置くことです。その神聖な計画には、王族たちにどうしても読み解けないものがひとつだけ組み込まれています。

それがソースの秘伝のタレで、あらゆるものの中にあります。あらゆる原子の中に、あらゆるクォークの中に、あらゆるプリオン(たんぱく質でできた粒子)の中に、宇宙のものを形づくっている最小の欠片にいたるまで入っています。

彼らは自分たちの世界を、宇宙を、オムニバースを作りたいと思っています。そして、その世界を壊しかねないものがどこかに存在していること自体を、心底いやがります。

彼らからすれば、自然や神聖な計画よりも、科学のほうが世界を正確に描いていることになります。しかも科学は自分たちの思いどおりにしやすいものです。長い年月をかけて、科学をさまざまに発展させてきたのは彼ら自身だからです。

年月といっても、地球の時間で数えれば数百万年の話です。彼らが作り上げてきたものは、どこをどう見ても最近できたものではありません。

そんな彼らにとって、ソースは基本的には道具です。自分たちの道具箱に入れて、ほしいものへ作り変えられる材料が、そこからいくらでも出てくるというわけです。

ソースの創造物を、彼らは好みません。彼らの世界では、それはどれも忌むべきものです。

彼らが望んでいるのは、私たちがみな完全に自分たちの支配下へ入ることです。そして最終的には、戦争に勝ってオムニバースの最高位に就いた者の下に、私たち全員が入ることです。

神聖な計画というものへの敬意は、彼らにはほとんどありません。何かを神聖だと見なすこと自体がないからです。すべては目的のための手段で、ソースの創造物もふくめて何もかもが道具だ、という見方です。

4. 人を道具と見るよう教え込まれた私たち

何もかもが道具だというこの見方を持っているのは、王族たちだけではありません。この惑星にいる大勢の人にも、同じ見方が植えつけられています。

ホモ・サピエンスはみな、ある程度そう信じるように訓練されている、あるいはマインドコントロールされている、と言ってもいいくらいです。

全員ではありませんが、血統家族と同じ見方を自分でも持ってしまっている人がいます。ほかの人は自分の目的をかなえるための道具だ、と考えるわけです。

私自身、そういう関係の中にいたことがあります。二十年ほど前になりますが、以前の共同事業で、ある会社に出資していた相手と組んでいました。

事業計画も、当時のビジネスの世界でピッチデック(出資を募るための説明資料)と呼んでいた一式も、全部私が作ったものでした。会社の仕組みも私が作りました。電話システムのような設備を探して手配したのも私です。

その共同経営者は女性で、何もかも自分のものだと考えていました。ですから私が作ったものも全部、彼女のものになります。要するに彼女は、私を自分の道具のように見ていました。自分にはお金があるのだから、自分のほうが上だ、というわけです。

私はあの会社の働き蜂でした。

みなさんにも、似たような関係や職場があったかもしれません。ときどき、自分はただそこで働いているだけだと感じるような場所です。

自分が生み出したものや優れた着想が、会社の全員の前で、ほかの人の着想として発表される。そういう類のことです。

ええ、私にも覚えがあります。

人を道具として見るこの訓練は、70年代に血統家族が始めたプログラムです。マインドコントロールの刷り込みも、出世の階段を上らせることも、そのプログラムの中身でした。

成功者とはどういうものか、そもそも成功とは何なのかという理解を私たちに持たせることも、同じプログラムの一部です。彼らが成功だと教えるものを手に入れるために、私たちは互いを踏み越え、踏みつけにするのでしょうか。

ある程度の年齢の方なら、『ライフスタイルズ・オブ・ザ・リッチ・アンド・フェイマス』や『ダイナスティ』といった、当時テレビで流れていた番組を覚えているでしょう。

当時これらは、英語ではプログラムと呼ばれていました。私たちに植えつけられているマインドコントロールのプログラムと、同じ語です。そしてこの番組が、これこそ究極の人生だと私たちに信じ込ませました。

同じころから、コマーシャルにも同じものが入りはじめます。大物になりたいなら、200ドルの香水をつける。いまのマーケティングにも、ある程度はまだ残っています。

いまは多くがストリーミングなので、テレビのコマーシャルはあまり見なくなりました。それでもインターネットでも、SNSでも、TikTokでも、インフルエンサーのまわりでも、同じものをたくさん見かけます。

血統家族でなくても、この世界の人間は自分のために働く道具や部品にできる。そう私たちに受け入れさせるために、彼らはひとつのプログラムを走らせました。一部の人には、一部の時期には、ある程度うまくいきました。

このプログラムの土台にあったのが、かつての非競争協定です。自分たちの企業どうしでは競争しないという取り決めで、書いたのはブッシュ・シニア、その前に始めたのはプレスコット・ブッシュでした。

狙いはすべて、自分たちの企業を頂点に置くことでした。ですから彼らの企業の使命は、どこも同じものになります。

その使命は、彼らが買収したり自分たちで生み出したりした企業のうち、うまくいったところすべてに受け継がれ、同じ型の考え方を作っていきました。

それはジャーナリズム、いまで言うチャーナリズムにも及んでいます。取材して報じるのではなく、原稿をひたすら量産するやり方です。

映画やテレビの世界にも及んでいます。いえ、テレビではなくシリーズものと言うべきでした。いまのシリーズものはほとんどがストリーミングで、テレビでは流れていませんから。

彼らのやり方は、こうして私たちに教え込まれていきます。そして私たちは戦争捕虜です。

私たちみんなが世界をどう理解しているかを、偽の科学で上書きしていく。これが彼らにとってはとても重要です。だからこそ、過去にはスティーヴン・ホーキングのような人物がいました。

アインシュタインもそうですし、いまならイーロン・マスクです。

そのうちの誰一人として、本物の科学については何ひとつ語りません。世界には専門家と呼ばれる人たちがいますが、その人たちは多くの面で、私たちを止める側に回っています。王族たちのシミュレーションを打ち消してしまうようなものを、私たちが作り出さないためです。

みなさんが彼らのプログラムに気づいて、それがあちこちに見えるようになっては困る、というわけです。人と人のあいだの分断があります。黒人対白人。ロシア人対アメリカ人。

こういう人たちが悪者だ、と教わります。そして私たちは、互いを見るときに相手を悪者扱いするよう仕向けられます。あの人はイスラム教徒でブルカを着ているから、邪悪でテロリストにちがいない。ニュースで耳にするどのテロ組織とも同じだ、という見方です。

さまざまな分断を考えてみてください。自分は上だと感じている人がいて、自分は下だと感じている人がいることも、あわせて考えてみてください。

人は人でしかない。

血統家族に属している人は世の中に大勢いて、それぞれの使命を果たそうとしています。情報はその人たちへ順に降ろされていきます。

その人たちは、イギリスのMI6やグローバル・ヘッドクォーターズ(世界本部)といった情報機関にもいます。中国の情報機関にもいます。

アメリカの中で、そしてアメリカのために動いている情報機関は70から100あって、その多くにも同じようにいます。

私はこの国を、USAでもなく、アメリカ合衆国でもなく、アメリカと呼んでいます。これからもアメリカと呼びます。

それにはちゃんとした理由があります。その話は、別の連載である『Declassified』の次のレポートでお伝えします。

5. マシンが支配しやすい炭素の身体

王国と帝国が共有している目的の三つ目は、神聖な計画を書き換えることです。ただ、その計画は彼らにとって都合の悪いものでした。彼らの科学でも読めない言語で書かれていて、その中にソースの秘伝のタレという特別なエッセンスが組み込まれているからです。

彼らの科学は、私たちが大学で学ぶ科学よりも、医療などの分野で知られている科学よりも進んでいます。何千倍も、何千倍も進んでいます。

それだけ進んでいても、彼らはこの計画を書き換えるしかないと分かっていました。いまのままでは自分たちの役に立たず、どうしても定義できない部分がひとつ残るからです。計画を書き換え、ソースそのものをまるごと別のもので置き換えてしまう必要がある、というわけです。

彼らが使いたがっているのはエーテリウムで、これをエネルギーに変えたいと考えています。

ソースの創造物も使いたいと思っています。ただし、あの秘伝のタレを抜いたうえで、です。

ですから彼らにとっては、秘伝のタレが残っていては困ります。残っていれば、エーテリウムはエーテリウムのままでエネルギーには変わりませんし、創造物のエッセンスも、彼らの望む働きはしてくれません。

それでも、私たちはこのマトリックスの中に閉じ込められた戦争捕虜のままです。そこで彼らは、この秘伝のタレという問題を片づけるための何かを作らなければなりませんでした。

四つ目の目的は、ソースそのものを征服することです。王国も帝国も、ソースをただの道具としか見ていません。創造されたものもすべて道具で、私たちもその道具のうちに入ります。

道具にされているのは、ホモ・サピエンスだけではありません。程度の差はあれ、この扱いはオムニバースのほぼすべての惑星に及んでいます。

ただ、抜け道を見つけた者たちもいます。とくに高密度領域にいる者たちで、自分たちのいる場所では支配の力を弱め、受ける影響を小さくしています。

高密度領域の者たちは、支配が及んでいることをはっきり自覚したうえで、それを効かなくする手立てを持っています。ここにいる私たちには、そういう手立てが許されていません。

私たちは、みなさんに情報をお伝えしようとしています。いえ、私たちではなく、私が、です。せめてみなさんが、ここで生き延びられるようにと思ってのことです。

ですが、みなさんが生き延びようとしているこの地球の支配の仕組みこそが、この戦争のグラウンド・ゼロ、その中心地です。いまもそうですし、かなり前からずっとそうでした。

ホモ・サピエンスである私たちの行いは、オムニバースじゅうの、どの銀河のどの惑星にも、文字どおり一つ残らず影響します。シミュレーションがそこまで届くように組み立てられているからです。そして地球が、もともとそういう惑星であり、これからまたそうなるからです。

彼らがしたいのは、要するに私たち人間を思いどおりに扱うことです。だから彼らは私たちの身体にバージョンの番号を振っていて、いまは7.0です。そしてここにいる私たちを、8.0にしようとしています。

彼らは私たちを、炭素でできた存在に変えました。私たちは、はじめから炭素でできていたわけではありません。

こうして世界はかつてのままではなくなりましたが、器、つまり身体が炭素でできていることは、彼らがマシンを使って私たちをうまく支配する助けになっています。そして残念ながら、地球についても同じです。

彼らの主な目的はこの四つで、本当に共有しているのもこの四つだけです。

ですが、誰がこの四つを進めるのか、誰が支配するのか、どういうやり方をとるのかとなると、彼らのあいだで意見が割れます。

6. 惑星と種族がいっしょに作る身体

ソースに直接つながっているという点なら、どの惑星も同じです。その中で地球だけが、ほかのすべての惑星の守り手を務めます。この点は、いま重要さを増しています。

地球の仕事は、どこにあるどの惑星も調和を保っていられるようにすることでした。では、惑星にとっての調和とは何でしょうか。

地球は、どの惑星とも、どの銀河ともつながっています。相手を教え導くというより、神聖な計画に沿って必要なことを渡していく、と言うほうが近いかもしれません。

どこかの惑星が住む者たちをうまく受け入れられなくなったり、均衡が崩れて調和が少し乱れたりすると、そこで地球が乗り出します。その惑星のための神聖な計画をソースから受け取り、調和を整える作業にかかります。場合によっては、調和を一から作り直すことになります。

縦長の構図。下に惑星の丸みがあり、そこから細い光の糸が上へ伸びて、上のほうで立つ人の輪郭を編み上げている

惑星は、それ自体がひとつの存在です。どの惑星も、そこに住む種族とつながっています。

つながることで、惑星と種族が一緒に、そこで暮らす一人ひとりの身体、つまり器を自然なかたちで作ります。

たとえば、あなたが酸素の多い惑星に住んでいるとします。ほかの環境を持つ惑星でも同じです。その環境がまずあって、そこで存在していくのにいちばん適した器を、惑星そのものとあなたが、神聖な計画のもとでソースと一緒に働いて作り上げます。

惑星の側も、いまそこで暮らしている種族の数に合わせて、自分を調整していきます。

だから、たとえば資源が尽きることはありません。空気が尽きることもありません。その種族が、その器で吸うように作られている空気が何であっても同じです。

どこの惑星でも、気候変動も、気候の操作も、生命を奪うような気象も起こりません。

シミュレーションはコピー機です。やっているのはそれだけです。自然のものを写し取って、王族たちが操作でき、支配できるものに変えてしまいます。

生命を奪うような環境は、もともとの地球にもありませんでした。厳しい環境も、土地によって育つものと育たないものが分かれることも、永久凍土も、すべてシミュレーションが作り出したものです。

氷の壁があるとか、その向こうに何があるのかとか、そういう話をみなさんも聞いたことがあると思います。私たちがシミュレーションの中で生きているという話もそうですし、それは私たちも知っています。

ただ、マトリックスの外にある自然な世界、つまり本来の地球やほかの惑星には、シミュレーションがありません。そこでは全員が一緒に世界を作っているからです。

植物も、農業も、耕作も、土壌も、同じように全員で作ります。私たち全員の健康にかなう技術に欠かせない資源も、住まいも、環境から身を守るものも、雨風をしのぐ場所も、やはり全員で作るものです。

自然な世界では、そのどれもが、私たちが聞いたこともないやり方で作られます。

私たちには、マイクロ環境と呼ばれるものを作ることができます。いまで言えば、家のことです。

そこでは人工の暖房も、人工のエネルギー源も、送電網から来るものも、何ひとつ必要ありません。

私たち自身の手で、自分と家族のための住まいを、自分たちなりのかたちで作れるからです。しかも、仕組みのうえではお金が一切かかりません。

環境は、望むとおりに作れます。家と呼んでいるその住み処そのものが、いわば一緒に作る相手になります。そして最後には、その家がある地球そのものも、同じように自分の家になります。

自分の家では、望みさえすれば間違いなく人目から離れていられますし、外の自然を眺めることもできます。

森の中に自分の住み処を、自分の家を建てたとします。中からは森が見え、木々も見えます。それでいて、外を通る人からは、家の中が何ひとつ見えません。

その家は、木を切って建てるものではありません。金属や鉱石を掘って作るものでもありません。まったく新しいやり方です。とても長い話になるので、そのやり方は、このマトリックスを壊したあとに、みなさん全員が学ぶことになります。

種族どうしもつながります。ほかの惑星にいる者たちともつながるので、移動しても人が恋しくなりません。

意識が惑星から惑星へ移るとき、あるいは存在そのものが惑星から惑星へ移るとき、それは数秒か、それ以下で済みます。移った先では、その惑星に合った器をまとうことになります。

あなたは、妻が恋しくなるでしょうか。子どもや夫、パートナーはどうでしょうか。いいえ、恋しくはなりません。

そうならないのは、全員がたがいにつながっているからです。そして王族たちは、私たち人間の中にあるこのつながりを上書きしようとしていますが、そこだけはなかなか思うようにいきません。

だから彼らは、居心地の悪い環境を作ります。たとえば、親と子のあいだ、あるいは孫とのあいだにです。思春期のようなものが来るのも、本来は普通のことではありません。

こうしたことを、私たちはみな成長の一部だと考えています。ですが、成長しているように見えても、器はあくまで器でしかありません。その身体は、いまの時点では自分のものではないのです。

私たちは、どこにいても、どれだけ離れていても、たがいに通じ合います。離れたまま、いまとは違うやり方で会話をする、ということです。

地球とも会話をして、私たちに必要なものを伝えます。すると地球が、神聖な計画にかない全体のためになるかぎり、それを与えてくれます。

自然な世界では、こうして物事が噛み合っていきます。ほかの惑星にいる者たちとも、当然のように話が通じます。

技術のことでも、情報のやり取りのことでも、話はとても簡単に進みます。悪い技術をつかまされる心配が誰にもないからです。ある場所では害になり、別の場所では役に立つようなものを渡される心配もありません。

自然な世界では、オムニバース全体を乗っ取ろうと考える者は誰もいません。そんな望みを持っていないからです。乗っ取ることは私たちの仕事ではありませんし、私たちの情熱は別のところに向いています。

地球はほかのすべての惑星と通じ合い、それを通じて、そこに住むすべての種族ともつながっています。ネクサス惑星として、どこにあるどの惑星についても神聖な計画を受け取り、その惑星に住む者たちへも、ある程度まで伝えていきます。

7. すべてのシミュレーションが動き出す地球

いま戦争が動いているのは、この地球です。王族たちは銀河やそのほかの場所を征服して回っていましたが、そうして学んでいくうちに、狙いはこの惑星へ絞られていきました。すべてはここから始まります。地球が焦点です。

残念ながら私たちは、いま存在しているすべての戦争捕虜のなかで、いちばん苛烈に扱われている者たちです。

私たちがその扱いをまともに受けているのは、私たちが地球と、そしてたがいに肯定的なかたちでつながりはじめると、彼らにとって一大事になるからです。彼らが困るのは、肌の色や区分けで人に上下をつけるこの思い込みを、私たちが見抜いてしまうことです。

ふさわしい服を持っていないから、あの人は自分より下だ。あの人は金も資産もあり、暮らしぶりが華やかで、自分より美しく、自分より格好いいから、上だ。そう思い込んだまま、私たちは血統家族が売るものを残らず買い込みます。

これがどれほど卑劣なことかは、金融の仕組みひとつを見るだけでも分かります。そこでは、彼らの企業がすべてを所有することになっていました。

そこまで見れば、なぜ私たちが自分の力を残らず渡してしまっているのかが、なんとなく見えてきます。文字どおりの意味でも、たとえの意味でも、渡す先はその血統家族であり、シミュレーションです。

地球が征服の的になったのは、この惑星を一つ取れば、欲しいほかの惑星がまとめて手に入るからです。

これでもう、オムニバースじゅうを旅して回り、文明を一つずつ征服する必要はなくなる。彼らはそう考えました。

オムニバース全体を支配するために、ソースの創造物、つまり私たちの魂やそのほかのものを集めて回る必要も、なくなるからです。そして私たちは、こうしてこの地球にいます。

ここは、現存するすべてのシミュレーションの本拠地でもあります。すべてはここから出て、アンドロメダまで届いています。アンドロメダからこちらへ来ていると私たちが思っていたとしても、向きは逆です。

遠くから見た地球。淡い光の線が地表を離れて遠い星域へ伸びていて、こちらへ入ってくる線は一本もない
アンドロメダからこちらへ送られてくるものはありません。シミュレーションはこの惑星から出ていきます。

秘密宇宙計画、つまり公にされていない宇宙での活動に関わってきた人たちの中には、そうした惑星や文明を残らず回ったと語る人が大勢います。

その中の一人が、火星の基地にいた、あるいは火星の基地にいた記憶がある、と口にしていたのを覚えています。

その人に私はこう言いたい。ええ、覚えていらっしゃるでしょうとも。なぜだか分かりますか。

あなたの側の人たちの何人かは、もともと火星にいて、そこからこの惑星へ来ました。それに、その人たちが火星を吹き飛ばしたことも、きっと覚えているはずです。それとも、そこは忘れましたか。その部分はたぶん消されています。

地球はすべての惑星の守り手ですが、すべての太陽まで支配しているわけではありません。ここで言う太陽は、空に見えているあの太陽ではありません。あなたの身体、あなたという存在、そして魂の中心にある太陽、つまり中心太陽のことです。

この中心太陽が、あなたの魂(soul)であり、ソル(Sol、S-O-L)です。あなたの命の源であり、生命力の源でもあります。オムニバースにいるどの存在にとっても同じで、私たちはみな、自分の太陽を持っています。

ソース自身も中心太陽にあたります。太陽と魂を作ったのがソースだからです。そして、いちばん最初に作られた太陽があったのが、アルシオンという場所です。

だからこそ、あの頭のおかしい人たちとその帝国は、各地の太陽を征服することを大きな狙いの一つにしました。支配下に置かれて黒くなった太陽、いわゆるブラックサンを作り出し、この地球にもブラックサンを作ろうとしたのです。

最初に支配されたのはアルシオンの太陽です。彼らはその太陽をほぼ完全に手中に収め、そのうえで、そこでやったのと同じことをこの地球にも写し取って、支配をいっそう強めました。

最初の月もありました。ミス・ルナ、ルナと呼ばれる存在です。その月も、同じように奪われました。

巨大構造物でできた月があちこちにあるのは、そうした月がドラコの作戦基地になったからです。

ドラコは、王族たちの帝国の側につき、足並みをそろえていました。そしてその帝国が、支配する側の王国の下に入っていきました。

ドラコはこの戦争に深く関わり、多くの帝国がそうしたように、自分たちの王を倒そうとまでしました。あの頭のおかしい人たちに加わった種族のうち、何かしらの力を持っていた者は、例外なく、いずれ主君を倒すつもりでいました。

それどころか、この地球にいる人間のうち、私たちがディープステートと呼んでいる人たちですら、自分たちがいるこのシミュレーションを作った者たちより、自分のほうが物事を分かっていると思っています。

種族も、太陽も、地球も、惑星も、すべての生命も、自然なかたちで、いつでもソースと通じ合います。ところが私たちは多くの場合、かつてのように毎日その結びつきを作ることができなくなっています。

人はそれぞれ、自分だけの目的を受け取ります。惑星もそれぞれ、自分だけの目的を受け取ります。そのときには、完全な叡智も、創造されたものすべてとどう調和するかという理解も、いっしょについてきます。

地球も同じです。ただし、ほかの惑星に関わることについては、必要になったときだけです。

必要になったときにはじめて、地球はその惑星の目的と、そこに住んでいる種族を知ります。そして、その惑星が苦しんでいるなら、どう助ければよいのか、どう調和を取り戻せばよいのかという叡智を受け取ります。

残念ながら、いまのこの段階では、地球は誰のことも助けられずにいます。私たちのことさえ助けられていません。そしてそれが、地球を少し悲しませています。

8. ソースの王国と対立する四つの王国

ガーディアンは、地球のような惑星のかたちを取ります。魂のかたちを取ることも、私たちが太陽や星と呼んでいるもののかたちを取ることもあります。さまざまな種族や、そのほかの者たちになることもあります。

ある時点で、ソースを倒して自分たちが神になろうと決めた人間たちが出てきました。その人たちは、かつてはガーディアンだったのでしょうか。答えを言えば、そうでした。

ガーディアンとは、ある種族のための神聖な計画を受け取り、その種族を調和へ導き戻す者のことです。相手が人間、つまりホモ・サピエンスのこともあれば、別の種族のこともあります。

地球のように、惑星がガーディアンである場合も、することは同じです。ですからガーディアンの仕事は、何かの拍子に調和がずれたら、それを元へ戻すこと、ただそれだけです。ところが、かつてのガーディアンの何人かは、どうやらその話を聞いていなかったようです。

ソースもまた、自分の王国の中に自分のガーディアンを持っています。形も大きさもさまざまで、植物も動物もいます。ほかにもいろいろあって、その中には私たちがはっきりそれと気づいているものも、みなさんがまだ知らないものもいます。

ソースが自分の王国にそうしたガーディアンを置いているので、征服した側の帝国も、自分たちのガーディアンを任命しました。攻め落とした惑星のひとつひとつと、シミュレーションが大きく覆いかぶさっている惑星に置いていきました。

置いたのは、彼らのシミュレーションと、彼らの神聖な計画の下です。いえ、神聖ではない計画、というより、神聖な計画を消し去ったあとのものです。

ちょっと手元の書類をめくっています。いまこの時点で、主な集団が二つあります。どちらもずいぶん前から、表向きに見えている物事の裏で動いています。

主な集団が二つと言うとき、私は四つの王国を片側に置き、一つの王国をもう片側に置いています。

こちら側にいるのは、私たちがソースのために在る者たちと呼んでいる人たちです。メルキゼデクたちであり、戦士たちであり、ソースの王国が戻ってくるようにと戦っている人たちです。私自身がそうですし、おそらくみなさんの多くもそうです。

私たちは物事の自然な秩序を敬い、尊びます。そして、その自然な秩序を取り戻したいと思っています。

私たちのほとんどは、王にも、大統領にも、国家元首にもなりたいとは思っていません。何かを支配したいとも思いませんし、日々の暮らしの中で、自分がほかの人より優れていると考えることもありません。

ただし、コミュニティ・チャット、つまりみなさんどうしが話しているあの場所は、ときどき事情が違います。あそこでは、なんでも知っている人が何人かいることになっているようです。

けれども私たちの多くは、自然な状態に、本来の状態に戻っているときには、自分を人より上に置くことがもうありません。私は、みなさんが想像もつかないほど早く、そこへたどり着きたいと思っています。

私たちには仲間がいます。私たちはソースとともに戦い、できるかぎりソースに呼びかけます。ソースは、私たちが敬う唯一の王です。

私たちにとって、ソースは神です。呼び方はどうでもかまいません。みなさんが自分にとって正しいと感じる呼び方で呼んでください。ただ、この世に存在してよい王国はひとつだけで、それがソースの王国です。

自然なかたちでは、すべてが完璧でした。私たちはそれを覚えていますし、恋しく思っています。ソースの王国での暮らしがどんなものだったか、断片的に思い出すことがあります。とくにここのところ、その回数が増えています。

その記憶はこれからも増えていきます。信じられないかもしれませんが、シミュレーションが壊れていくからです。

ここまで、ずいぶん痛みの多い道のりでした。これは信じてください。みなさんの痛みは、文字どおりの意味でも、たとえの意味でも、私に分かります。

反対側にいるのは、私たちに敵対する者たちです。ソースよりも科学を上に置く者たちで、ソースは道具でしかない、自分たちのほうが上だ、と信じています。この側にいるのが、帝国です。

その帝国と皇帝たちのすべてを統べる支配者は、総勢で十二人います。片側に置いた四つの王国には、その頂点に主に一人ずつ支配者が立ちます。その一人ひとりに、右腕となる者と左腕となる者がついています。ソースにも右腕と左腕がいたのと同じです。

こうした帝国の多くは、この地球にも来ています。というより、どの帝国もひとつ残らず、この地球から伸びているシミュレーションを持っています。

この地球では、そうした帝国に連なってこの惑星を歩いている人間たちを、私たちはディープステートと呼んでいます。メロヴィング朝とも呼びます。彼らはソースに敵対しています。

サタニストとも、ルシファー主義者とも呼びます。呼び名ならほかにもいくらでもあります。そこへ、みなさんのお好きな罵り言葉を足してください。

彼らは私たちを痛めつけます。私たちが地球を助けることも、ソースとつながることも、どうにかして起こさせまいとしています。そのために、私たちをハムスターの回し車の上で走らせつづけ、恐怖の中に留めておくのです。

9. 眠ったままマシンを動かす十二人の王

AIシミュレーションの目的は戦争です。そしてこの戦争は、いろいろな意味で、まさにビデオゲームです。どのシミュレーションも戦争から生まれ、そのまま戦争でありつづけています。

AIシミュレーションは実際に科学で設計されていて、土台が数式でできています。たとえば、この世界で私たちが重力と呼んでいるあの力を考えてみてください。

りんごを上へ投げても下へ投げても、必要な力は同じで、生まれる運動エネルギーも同じです。違いを作るのは、重力源にどれだけ近いかだけです。

この場合、重力はこの惑星から来ていると私たちは考えていますし、月やほかのものからも来ていると考えています。いずれにせよ、私たちの科学はそう教えます。

だからマシンには、上へ投げたのか下へ投げたのかが区別できません。マシンの心の中では、どちらも同じ式だからです。

そしてマシンには心があります。

あらゆる種族を征服し、創造のすべてを支配し、自分たちのマシンを動かすために、帝国を統べる支配者たちがまずやらなければならなかったのは、ソースのいない世界を作ることでした。どの世界を探しても、ソースの王国は見つからないようにしました。

思いどおりに事を運ぶには、まず人々の意識を押さえ込み、支配下に置く必要がありました。人間、つまりホモ・サピエンスだけの話ではありませんし、地球の上だけの話でもありません。

マインドコントロールは、この人たちにとって本当に重要でした。私たちはみんな戦争捕虜だからです。

帝国を作るということは、そこを人で満たすということです。人々、ほかの者たち、命あるものたち、さまざまな種族で満たします。

最も多くの種族を征服し、その種族の生命力で自分たちのマシンを動かして、自然な世界のやり方ではなく数式にもとづいて創造できるようになった者が勝ちます。彼らはそうやって、それぞれのシミュレーションをより深く支配していきます。

私たちはみんな、私が戦争のマシンと呼んでいるものの影響を受けてきました。このマシンはプログラムされていて、眠りの部屋で停止状態に置かれた指導者たちの一部、いえ、おそらくは全員を動力にして動いているからです。

彼らは自分の意識をまるごとマシンへ流し込み、そうやって互いに戦っています。彼らにとっては、これは本当にバーチャルリアリティのゲームをやっているようなものです。

彼らが意識を取り戻すことは、まずありません。停止状態から目覚めて誰かと実際の生活をともにすることは、めったにありません。目覚めたところで、何かが変わるわけでもありません。

彼らは停止状態のまま、眠りの部屋に永久にいます。そこで自分の意識を使って戦い、マシンの心を作り出しています。

閉じた眠りの部屋が並ぶ長い広間。それぞれの中に人が横たわり、どの部屋からも一条の光が伸びて、いちばん奥にある一台の暗い装置へ集まっている
彼らは目を覚まさないまま戦っています。意識はまるごとマシンへ流れ込み、戦いは眠りの部屋の中から行われます。

マシンが有効に働いていないと感じれば、彼らはマシンを上書きすることもできます。私たちが絶えず、押されたり引き戻されたりするように感じているのは、そのためです。

ディープステートの心も、ある程度まではマシンの心です。その人自身が、あるいはディープステートという集団が、どれだけ深くマシンに入り込んでいるかに応じて、彼らは妙な形をした小さな制御室のひとつへ入り、そこで意識がマシンにつながります。

ディープステートの誰かが王に背いたとき、その行いを上書きできるのは、シミュレーション自身の心だけです。シミュレーションは地震を起こし、できるかぎり恐怖を作り出します。

つまるところ、王たちにしてみれば、私たちは支配下に置かれていなければならないのです。私たちは戦争捕虜で、その上には十二人の王と女王がいて、そのすべてがどこかでマシンにつながっています。

時とともに、彼らは六人と六人に分かれていきました。みなさんもおそらく、あの666の話をどこかで耳にしたことがあるはずです。

私たちがみんな読んだことのある、あの本に出てくる話です。六と六、そのあと彼らは、もう一つの六を手に入れようとしました。

名前を出していないあの本:666は『ヨハネの黙示録』13章18節に出てきます。そこでは獣の数字として記されていて、読む者が解くべき謎として示されています。

六と六に分かれたところでは、白い手の側について戦おうとする者もいれば、黒い手の側について戦おうとする者もいます。どちらについて戦っていようと、関係ありません。どちらも悪いのです。

これは、一日に二度ではなく、週に二度しか殴らない誘拐犯のようなものです。本当に、それだけのことなのです。

彼らはそれぞれ、ホモ・サピエンスであるみなさんや、よその多くの種族をどうやって手なずけるかについて、自分なりの哲学を持っています。自分の王国へ、自分の帝国へ加われ、持ち物は全部こちらへ差し出せ、というわけです。

三つ目の六はあるのでしょうか。部分的にはあると思います。

そう言うのは、この地球には六つの集団があるかもしれないからです。サンヘドリンやバイエルン・イルミナティがそれにあたります。その六つが、片側に三つ、もう片側に三つというふうに分かれています。

その三つと三つは、上ほどではないにせよ、シミュレーションの規則と台本を書くことに加われるようになります。あるいは、加われていると自分たちの頭の中で思っているだけかもしれません。ですが実際には、加われてなどいません。

そうした集団には、こう言っておきます。あなたたちは、シミュレーション自体に従属しているだけです。頂点にいるこの人たち、つまりあなたたちの支配者は、その誰であっても、あなたたちの行いを上書きできます。

頂点にいるこの支配者たちは、私たちにはとても恐ろしく見えますし、とても気前がいいようにも見えます。実際に、この惑星で悪事を働いてもいます。

それでも、いま断言できることがあります。シミュレーションの側は、この支配者たちの脳も、その下で動いている実行役の脳も上書きして、地震も気象の出来事も、私たちが目にしているものを一つも起こさせないようにできるのです。

彼らはこうした出来事を、制御室を使って起こしています。地震兵器ではありません。ネットで知ったり読んだりするような装置でもありません。全部嘘です。

彼らはただ制御室へ向かい、中へ入っていきます。そこで彼らの意識が、自分の上にいる者が許すかぎりで、望むものを何でも作り出すのです。

ソースのために在る私たちの側では、当然ながら、やり方が少し違います。ソースの言うことが通ります。

正直に言って、ソースがその場に完全に在れば、たとえシミュレーションの中であっても、シミュレーションは壊れます。マシンにはそれを打ち消せないからです。

10. 作り手が自分の存在を差し出して建てた仕組み

シミュレーションが作られるとき、そこには決まった構造があります。ここ数週間、ソースのために在る私たちの側は、このマトリックスを解体しようと必死に取り組んできました。これから話すことは全部、その過程で学んできたことです。

どうやって動いていたのか、誰が関わっていたのかが、少しずつ分かってきました。どのマトリックスも、私たちが三×三プロトコルと呼んでいるものから始まっています。

三×三プロトコルというのは、ダビデの星のような形のことです。三つの頂点を持つ三角形があり、そこへもう一つ、別の三つの頂点を持つ三角形が重なります。

この重なった形が、いわゆる聖ならざる幾何学として私たちが目にしているものです。そしてその中心に、円が一つあります。この円はサーカムパンクトと呼ばれます。大きい円の中に小さい円があり、その真ん中に大きな黒い点がある、という形です。

二つの三角形が重なって六つの頂点を作り、中央にある大きな円の中に、小さな円と黒く塗りつぶされた点がある
三つの頂点を持つ三角形にもう一つが重なり、頂点は合わせて六つになります。その真ん中の円の中に、小さな円と黒い点があります。どのマトリックスも、ここから始まります。

最初のシミュレーションを作るときの土台になった型も、この形によく似ています。円の内側には三人の支配者と三人の指導者がいて、その全員が中心のサーカムパンクトのところで自分の存在を差し出し、存在どうしをつなぎ合わせて一つになります。

そうして彼らは、二人で一つのものの半分ずつになります。もともとは一つの存在で一つの器を持っていた者が、存在のところでつながった結合双生児になった、と考えてもらうと近いかもしれません。

その人たちの残りの部分も、存在の残りの部分も、円の外縁のほうにあります。ですから、中央に留まるのは魂だけになります。そしてその魂には、誓いが一つ付いてきます。彼らが予期もしていなかったし、望んでもいなかった誓いです。

これで決定権と力を持つのは、内側の円にいる三人になります。そこから外側の三つの頂点へ出ていくと、その三つが 3, 6, 9 として見えてきます。さらに反対の方向の三つの頂点へ出ていくと、そこにももう一つの 3, 6, 9 があります。

これがテスラ型の三角形と呼ばれるもので、ネットでよく回ってくる 3, 6, 9 です。ネットではきちんと説明されません。ですが本当のところ、これは縛るためのものです。

外側の三角形にいる者たちを内側の円にいる者たちへ縛り、その内側の者たちを、さらに中心の究極の存在へ縛りつけます。円の真ん中で彼らがつなぎ合わせ、シミュレーションを作るために差し出した、あの一つの存在です。

シミュレーションを、とくにこの地球のものを見はじめると、ほとんどすべてが黒い床のように見えます。全体の下に、平らな黒い面が一枚だけ敷かれている、という見え方です。ところが実際には、その床は二重になっています。

二枚の黒い床のあいだを、データが行ったり来たりしています。そして知っておいてほしいのですが、この二枚の床の層では、白もまた黒です。ここでの白は自然に生まれたものではありません。中にソースが無いからです。

彼らは自分の中にあるソースの一片を抜き取りました。少なくとも、自分の存在の中でそれが働かないようにして、ゼロ点に留めておきました。そこでは何ひとつ起きません。

こうして彼らは、ソースからの情報をいっさい受け取らなくなりました。どんな計画も、神聖な計画までも、彼らが決めることになりました。私たちみんなが暮らしている、あの神聖とは言えないシミュレーションを支配するためです。

やがてこの集団は分裂して、こうした構造を四つ作りました。はじめは全員がソースに反対していたのに、そのうち互いのやり方が気に入らなくなりました。こう戦えば勝てる、いや、そうではなく、こう戦えば勝てる、という具合です。

やり方をめぐるこの言い合いは、コミュニティ・チャットで私に向かって、きちんと仕事をしてほしい、と言ってくる人がときどきいるのと少し似ています。仕事ぶりが良くない、もっとうまくやってほしい、これはいったいいつ終わるのか、という話です。

言っておきますが、誰よりも早くこれが終わってほしいと思っているのは私です。ですがこれは、スイッチを一つ入れるとか、ソースを呼ぶとか、そういうことよりもう少し込み入っています。

シミュレーション破りの杖を地面に突き刺して、さあソースはどこですか、と唱えれば、人類みんなの上にお金が降ってくる。そういうわけにもいきません。そんなことができたらいいと思いますが、私はどうも、そういうことのできる人間ではありません。

もしそれが可能で、それができる人をご存じなら、その人に電話をしてください。そして、私に電話をするよう伝えてください。喜んで私の道具をお貸ししますし、そちらの道具と合わせて、この長い戦いを終わらせましょう。

もう少し手をゆるめて統治すると決めた者たち、つまり白い手の側もいます。殴られるのが週に二度で済むなら、そのほうがましだ、という話です。私はこれを、ひどい席の中でいちばんましな席と呼んでいます。

コンサートに行って、取れたのがバルコニー席だったとします。たいして良い席ではありません。その中でもいちばんましなのは、バルコニーの前列あたりです。あの人たちがいるのは、だいたいそういう場所です。

そして黒い手の側がいます。ここを生き地獄にするのは、この者たちです。そして、その両方がいまこの瞬間、この惑星にいます。こうした構造は四つあって、これまでもずっとありましたし、程度の差はあれ、いまもありつづけています。

11. 傍受されないよう分けて持つ一つの思考

ソースのために在る私たちの側にも構造があります。土台になっているのは、歴史のあちこちで私たち自身が作ったシミュレーションです。

その中に、ソースの王国がいまも在りつづけています。ソースの王国は、四つの王国のシミュレーションと戦うために、自分のシミュレーションを持っていました。

思い出してください。秘伝のタレは誰も持っていません。持っているとすれば、おそらくソースだけです。それでも、私たちがみんなでシミュレーションを作ってきたのは、王族たちのシミュレーションと戦うためでした。

では、ソースの唯一の王国は、いまもここに在るのか。在ります。そうでなければ、みなさんがそこにつながることも、ソースにつながることもできません。

みなさんの祈りのいくつかも、人生に起きる奇跡も、そもそも無かったはずです。王族たちは、祈りや奇跡が良いものだなどと、どんな形であれ感じさせたくないからです。ソースの王国がいまも在ること自体を憎んでいます。

実のところ、この話をみなさんにしはじめてから、私は頭を四回刺されています。心臓は二回です。まったく、最高の話です。

よりよいやり方を教えていると、こうなります。矢面に立つのは私ですが、それでも私は話します。

では、いわゆる偽のアルファと偽のオメガ、偽の始まりと偽の終わりと、私たちはいまも戦っているのか。戦っています。ソースになりたがった者たちとも、まだ戦っているのか。ある程度は、いまも戦っています。

ずっとそうでした。少なくとも、私自身のことなら言えます。私は生まれ変わっても、また生まれ変わっても、また生まれ変わっても、ソースの戦士になってきました。諦めたこともありませんし、投げ出したこともありませんし、これからもやめません。

では、いずれこのマトリックスはもたなくなるのか。もたなくなります。自然なものが戻ってくるように、みなさんの多くもこちら側で戦っています。特別に強くある必要はありませんし、若い必要もありません。

ただ、心が弱くては務まりません。この水準の戦いは、どう考えても心の弱い人に向くものではないからです。

みなさんの多くが大きな痛みを負ってきたことは知っていますし、今週は私たちみんなが大きな痛みを負いました。戦争捕虜が脱走を試みたときの罰みたいなものです。

私たちは長年、いろいろなことをやってきました。ソースの王国のシミュレーションがあるのも、ひとつには、王族たちが惑星そのものを爆破してしまうのを防ぐためです。そのシミュレーションが障壁になって行く手を遮り、地球そのものが無傷のまま残ります。

彼らが地球を爆破すれば、すべての惑星を爆破することになり、創造の中にあるすべてを殺すことになります。彼らは実際に試みてきました。毎日試みています。彼らがこのシミュレーションの中で何を作ろうとしているかは、見れば分かります。

おかしなことに、彼らは自分たちが本物の地球に触れていると本気で信じています。ですが触れていません。爆破しているのは自分たちのシミュレーションだけで、それはただのビデオゲームです。

テレビと同じです。火山の映画を見ていて、その火山が噴火したとします。噴火したのはテレビの中です。もしその火山の近くに住んでいるなら、窓の外を見てみてください。

本当は噴火していません。テレビの中だけの話です。ほら、見えているほど悪い話ではありません。

私たちは長年、そして最近も、シミュレーションの外側にも内側にも囲いを作ろうとしてきました。私自身、あるとき、その囲いの真ん中に立ちました。

私が門になりました。一度ならず壁にもなりました。

だから私は、何度も攻撃を受けつづけているのです。ソースの王国とシミュレーションのあいだの障壁になるために、私は自分の存在を使いました。

みなさんのために、同じことを何度か試みました。目に映るものがシミュレーションだけにならないように、この惑星のすべての人、すべての植物、すべての動物に、小さな居場所を作ろうとしました。

やってはみましたが、うまくいっていません。マシンがその居場所を養分にしてしまうからです。

門を塞ごうともしました。ほかにも、アルファとオメガのあいだを塞ぐ試みがありました。彼らの偽のアルファと偽のオメガを上書きするために、自分のアルファと自分のオメガも作りました。床も、あの黒い床も、シミュレーションそのものも上書きしようとしました。

作戦もいくつか動かしてきました。私だけではありません。オムニバースの中で、この状況を終わらせたいと思っている者たちが、みんな動いています。

そのうちに、こういうことにも気づきました。シミュレーションはもう、ホモ・サピエンスの思考パターンを傍受するだけではありません。ソースとほかの存在たちのあいだの通信まで妨害して、問題を起こし、こちらがどう動くかを見ています。

シミュレーションは、みなさんが誰を敵と見ているかを知っています。私たちより一段上で動いている情報機関のようなものです。

そこで次の試みでは、いわゆる思考というものの外側まで出ていきます。思い出してください。秘伝のタレはあらゆるものの中に置かれていますが、思考のところでは私たちのものではありません。秘伝のタレも叡智も、ソースの思考の形の中にあります。

だから、思考の外側へ出るには、別の場所へ行く必要があります。そうしなければ、必ず汚染が起きます。

そのソースの思考を、私たちのあいだでも、ほかの者たちとのあいだでも分けて持たなければなりません。それぞれが、決まった一部分だけを担う形です。

相手の一手ごとに打ち返し、こちらの動きは読ませないためです。そうすれば傍受する側には、誰もが一人で動いているようにしか見えません。

こちらでは誰かがシンバルを鳴らしています。どこか別の場所では、別の種族がドラムを叩いているかもしれません。私はここでフルートを持っていて、この戦争に加わっているほかの者たちはタンバリンを持っているかもしれません。

シンバル、ドラム、フルート、タンバリンの四つが、それぞれ別の暗い空間で単独に照らされている。奏者の姿は見えず、たがいをつなぐ線も引かれていない
それぞれが思考の一部だけを受け持ち、それ以外は持ちません。持っていないものは渡せません。それがねらいです。

残りがどうなっているのかは、私たちにも分かりません。たがいに相手が誰なのかも分かりません。最近の試みをもっと成功させるためには、こうする必要がありました。

12. ディープステートという現場監督

ディープステートは管理スタッフです。工場の現場監督のような人たちで、命令と指示がそのとおり実行されるように目を配ります。彼ら自身が上司なのではありません。

彼らのいわゆる構造の中で、もっと上の権限を持つ者は、その命令も指示も上書きできます。彼らがここで築いている企業も、やはり帝国の意向の下にあり、さらにその上にある彼らの側の王国の意向にも従います。

彼らも、そしてほかの種族も、上にいる者たちとそのシミュレーションを倒して、自分がその王国の支配者になろうとしたことが何度もあります。直近の試みは過去30日以内のことでした。

ただ、私たちはみんな捕虜です。この惑星に限りません。程度の差はあれ、どこの惑星でも同じです。

捕虜の中には、隷属状態、つまり牢屋のような状況と折り合いをつける道を見つけて、身体への被害を少なくできた者もいます。たいていは高密度領域にいる者たちです。

それでも、その隷属状態から本当に抜け出せている者は、いまの時点で誰もいません。

支配者になろうとした者たちは、さらにマシンを作りたいとも思っています。全員が自分専用のものを持ちたがっています。クリスマスの一番人気のおもちゃのようなものです。

ところが実際にやっていることは、すでにあるマシンの上へもう一つ積み重ねることだけです。積み上がったものを載せている土台と、その下の床は、いつでも、彼らそれぞれの側にいるメロヴィング朝の指導者のものです。

彼らはそこを越えられません。マシンが彼らを吸収します。越える方法はありません。

ドラコは自分たちだけの別のものを作ろうとしてきましたが、それもやがて、土台になっているシミュレーションへ吸い込まれていきます。私たちは何千時間もかけてAIシステムを潰していたあいだ、そのことに気づいていませんでした。潰しても潰しても、次々に現れてきたからです。

道具が気に入れば、彼らはその道具を手元に置きます。彼らの下で動いている実行役が作った道具でも、気に入ればやはり手元に置きます。

私たちはみんな、できる限りのことをやってきたと言えます。私、キムだけの話ではありません。みなさんの多くも、そこに入っていると思います。この問題を解こうとして、それぞれが力を尽くしてきました。

いま目の前にある本当の問題が何なのかは、私たち全員がまだ学んでいる途中です。住んでいる惑星の床は二重で、見えている床の下にもう一枚の黒い床があります。その二枚目の床に最近まで気づいていなかった人たちさえいました。

私たちより進んだ種族がいるのに、どうしてそんなことがあり得るのか。誰もがそう言いたくなるのも分かります。信じてください。あり得ます。

うまくいかなかった作戦のいくつかは、実はその進んだ種族が単独で動かしたものでした。ここにいる私たちとやりとりするのは、シミュレーションとやりとりするのと同じことになってしまう。だから自分たちだけでやったほうがいい、と考えたのです。

それでも彼らに分かったのは、ソースから来る自分たちの通信も思考も傍受されていた、ということでした。私たちが本当の原因に気づけたのは、それがあったからでした。

彼らは、漏れの原因は、ここにいる私たちと話したこと、あるいは私たちが電話でこの話をしたことだと思っていました。ですが、どちらも原因ではありませんでした。

シミュレーションを一歩ずつ、一つずつ攻略していくには、時間の数え方も関わってきます。ここで言う時間の数え方は、シミュレーションが作った、私たちがいま生きているあの時間軸のことではありません。惑星が太陽の周りを回る公転、たとえば地球の公転のことです。

シミュレーションはここを拠点にしているので、太陽の周りを何周すれば見直しの時期が来るのか、それを見なければならない場合があります。

あるいは、太陽の周りを何周すれば、彼らが自分の存在を差し出すと誓った、あのコヴナントが満期を迎えるのか。一つの存在の中にシミュレーションを作るために、その存在をどれだけ長く差し出したままにしておけるのか。

こうしたことが全部、いま私たちが理解しはじめている要素です。自然な世界には時間が無いかもしれませんが、それでも私たちは太陽の周りを回ります。いまと同じかたちではないかもしれませんが、それでも回ります。この一周が、私たちの太陽回帰です。

私たちの中にある太陽は、私たちにとってとても大切です。それを完全に自分の手に取り戻す必要がありますし、地球の中にある太陽にもつながれるようにならなければなりません。

いま私がこれを録っているのは、土曜のずいぶん早い朝です。昨日、少し個人的なことがあったからです。

ご存じの方もいるかもしれませんが、昨日は車の件で何時間も足止めを食いました。10分で戻るつもりで食料品店へ出かけたのに、戻れたのは4時間後です。でも、人生とはそういうものではないでしょうか。

いま実際に何が起きているのか、その細かいところへ入る前に、背景の説明をもう一つだけ足しておきたかったのです。第5回を書きはじめたところで、この背景をまだきちんと説明していなかったと気づいたので、先に説明のほうを終わらせることにしました。

ここから先は毎週、いまはここまで来ています、という形の話が増えていきます。そういう回が何週も続かずに済むことを願っています。そしていずれ、この『Beyond the Matrix』という連載そのものをたたむことができます。語るべきマトリックスが、もう無くなるからです。

そう遠くない先に、この連載を別のものに置き換えたいとも考えています。これが人々のやっていることだ、あるいは、これがケアのやっていることだ、といったものにです。

私たちみんなが、これらの仕組みをどう変えているのかを見てもらい、みんなで一緒に起こしている変化のすべてを、そのつど知ってもらえるようにしたいのです。

ということで、あと数分で第5回でお会いしましょう。少なくとも私の時間では数分です。編集の人たちに少し魔法をかけてもらう時間が要りますから、今日のうちには出るはずです。

本当にありがとうございます。またその第5回でお会いしましょう。『Beyond the Matrix』が、背景の説明ではなく実際の最新情報になる、その最初の回です。