資金の流れの先にある 闇市場の石油、アメリカ財務省の権力、データセンターの膨張
主要メディアの記事は事件が起きる二日前に出来上がっているのに、今週はその事件のほうが起こりませんでした。
これが『Declassified: Beyond the Headlines』の第1回です。
1. アルゴリズムの裏をかく新しい配信チャンネル
SNS には、口にしただけで投稿が埋もれてしまう語があります。私たちのチームはその語を掘り下げて調べていて、SNS のアルゴリズムに向けた言葉という意味で、これをアルゴ・スピークと呼んでいます。
そうした語のひとつが「ニュース」です。ニュースと口にすれば投稿は埋もれる。ニュース・ネットワークを名乗ればチャンネルが埋もれる。こちらは実際に本物のニュース・ネットワークなのですが、それでも埋もれる。ある種の話題を報じていても、やはり埋もれる。
そこで、私たちの SNS をもっとよくしようとしています。YouTube チャンネル、Spotify、Apple Podcast、それに Instagram と Facebook ページに、これから手を入れることになるかもしれません。アルゴ・スピークに引っかかって一度シャドウバンを受けると、そのチャンネルはシャドウバンされたまま、そのまま埋もれ続けるからです。それで終わりです。投稿をすべて消しても、そこから抜け出す道はありません。
それなら、いっそ一から始め直したほうがいいのではないか、と考えました。そうすることで、アルゴリズムをその土俵で出し抜く方法が、私たちにも分かってきました。ですからみなさんも、いつも、仕組みが自分に不利に働くのではなく、自分のために働くようにしてみてください。コンピューターのアルゴリズムと正面から戦うのではなく、少しやり方を変えてみます。うまくいけば、あのアルゴリズムはいまほど効かなくなります。私たちにとっても、SNS に投稿しているみなさんにとっても、そうなってほしいと思っています。
では、今週ヘッドラインの裏側で何が起きているのか、そちらへ移ります。
2. 責任は負わないと書き足した新聞
ニューヨーク・タイムズの内部にいる人の話です。私がよく話をする相手に、番組でも前に触れたことのある人がいて、その人にニューヨーク・タイムズ内部の友人がいます。その相手の名前はいまは出しません。出せば、その相手がタイムズ内部の友人とのつながりを失ってしまうからです。
ご存じない方のために言っておくと、ニューヨーク・タイムズはアメリカ国内だけでなく世界中に流通している、とても大きな新聞です。もとは新聞として始まり、いまはウェブサイトになっていて、記事を読むには購読の契約が必要です。
その内部の人の報告では、工作員と呼ばれる人たちから流れてくる情報のうち、伏せなければならない部分があまりにも多くなっている、とのことです。この工作員たちは、メインストリームのニュースを作るためだけに置かれていて、作ったニュースを世界中のどのニュース・チャンネルにも流し込んでいます。この仕組みが、物語を作る機械です。
工作員がいるのは、ホワイトハウスだけではありません。世界各地の情報機関にもいます。MI6 や、ラングレーにもいます。ラングレーは言うまでもなく CIA のことです。イランにも、ロシアにも、ウクライナにもいます。そういう人たちがそろって、BBC をはじめとするメインストリームのニュース・チャンネルへ情報を渡しているのです。これほど伏せなければならないのは、その人たちから受け取る情報が事実ではないからだ、ということです。
メインストリームのニュースは、事件が起きる二日前に出来上がっています。これを私に話してくれた人は、Viacom の経営部門で直接働いていました。Viacom は、世界中のメインストリーム・メディアを所有する主要な五社のうちの一社です。その女性が言うには、速報などというものは実際には存在せず、事件が起きることは前もって知らされている、とのことでした。
いまニューヨーク・タイムズのようなところで起きているのは、事件が起きると書いたのに、その事件のほうが起きない、ということです。印刷はもう始まっていて、記事も全部書き上がっていて、Fox News の放送枠にも、BBC の枠にも、CNN の枠にも組み込んである。そこへきて、事件が起きない。その日の放送はまるごと差し替えになります。起きるはずの事件の少なくとも二日前に、すべて組んであるからです。
そこでニューヨーク・タイムズは、一週間ほど前から、すべての記事の末尾にこう刷りはじめました。
この情報は、本紙が把握している情報源から得たものです。本紙は、その情報源から得た内容を検証する責任を負いません。したがって、読者が目にしている情報は、実際に事実である場合もあれば、そうでない場合もあります。
これを個々の記事すべてに載せさせたのは、タイムズの法務チームだそうです。いまはほとんどすべての記事で伏せる箇所が出るので、記事ごとに注記を付ける手間を省いて、どうせ誰も読まない倫理規定のほうをウェブサイト上で新しく出し直すことにした、とのことです。それでも信用のある新聞に見えるし、購読者を一人も減らさずに済む、という計算です。その倫理規定とやらには、条項がびっしり並べてあって、細かい文字のところには、要するに自分たちが刷ったものについて一切の責任を負わない、と書いてあります。
ここには二つのことがはっきり出ています。作られてきた物語がついにかなりのところまで崩れはじめていること、そして工作員たちが前もって事件を作り上げることに失敗していることです。裏側で進んでいるこの二つは、ディープステートの内側で大きな変化が起きていることを示しています。
ニューヨーク・タイムズのサイトへ行って、倫理規定を読んでみてください。細かい文字のところを探していけば、私が言っているとおりのものが、そのまま出てきます。同じものが、大手メディアのさまざまなサイトにも現れはじめます。
こうして広がっているものには、呼び名があります。私たちのコミュニティ・メンバーの一人の、たしか息子さんが作った言葉です。スコットランド出身の20代の男性で、ジャーナリズムの学校へ行ったのに、別の業界へ進むことにしました。あれはチャーナリズムだ、と感じたからです。私はこの呼び名が気に入っています。断りもなく使わせてもらっているので、彼が気を悪くしていないとよいのですが。彼の名前を出す許可はもらっていないので、ここまでにしておきます。
そのチャーナリズムが、今週は崩れはじめているように見えます。
3. 六本指の人間が映る災害の映像
先週の見出しは、ネパールで壊滅的な氷河の崩落が起き、それが大きな洪水、いわゆる鉄砲水を引き起こした、と伝えていました。大規模な緊急事態が起きていて、作業員があちこちに出ている、という映像も流れています。
その一方で、映っている人がどうにも本物に見えない、と気づいている人が大勢います。不気味の谷と呼ばれる現象です。私の知り合いに、指が六本ある人はいません。事故で四本になった人なら一人か二人は心当たりがありますが、六本の人は一人も知りません。
ですから、その手のものには気をつけて見ていてください。というのも、YouTube をはじめとする SNS のチャンネルが、街頭インタビューの手法をプロパガンダに使って、あちこちの地域のニュースを仕立てて流している、という話が私たちの耳にも入ってきているからです。しかもニュースだけではなく、指が六本ある人、耳が片方しかない人、そのほかいろいろな人たちの、街頭インタビューと称する体験談まで流してきます。それが作り物だと見えてしまうのは、彼らが使っている AI チャットボットが、このところ人の手を加えないままではろくな映像を作れていないからです。DARPA(米国防総省の研究機関)がメディアを動かしている、あのちっぽけな仕組みのほうも、そろそろ壊れかけているのではないでしょうか。
ネパールで実際に起きているのは、ディープステートによる古い遺物の探索です。彼らは長いあいだ、AI を作り上げるのに役立つ古い品をあの地で探しています。数年前にあの地で地震がありましたが、あれは、彼らが遺物のいくつかを回収しようとしたときに起きたものです。今回も彼らは、ある遺物を探しにあの地へ入りました。ですが、その遺物は、彼らが来る一週間ほど前に、私たちの側の手ですでに運び出されていました。氷河の一件が起きたのは、そのためです。
鉄砲水はあったのでしょうか。たしかに水はいくらか出ました。では、ニュースが報じているように、人が亡くなり、流され、ノアの箱舟が必要になるほどの規模だったのでしょうか。いいえ、まったく違います。違う話をご存じの方もいるかもしれませんが、私たちが実際に現地にいる人たちから聞いているのは、ニュースが報じているほどひどくはない、という話です。みなさんも、さぞ驚かれたことでしょう。ただ、私ならあれを洪水とは呼びませんし、壊滅的な事態とも呼びません。
高い山を登れる人で、事が起きたそのときにたまたまその山の標高およそ4,300メートルのあたりにいて、そこで小さな地滑りに遭った、という人であれば話は別です。その人だったなら、メディアが言っているような目に遭っていたかもしれません。
現地の情報源が私たちに伝えているのは、報じられている通りではない、ということです。そして、少しばかり調べてみたなかで、世界中のニュースと、そのニュースがどう操られているかについて、別の一面も見えてきました。
4. クシュナーを支えた280年の資金洗浄
ジャレッド・クシュナーにとって、散々な一週間でした。彼は、世界のほぼどの国でも、その国のホワイトハウスにあたる場所か王宮で、地位に就いています。表向きの肩書きのない、非公式のポストです。
アメリカも例外ではありません。しかも、多くの国で就いているとされるその非公式のポストから、利益も得ています。これを最初にお伝えしたのは、一ヶ月ほど前の GIA レポートです。
数ヶ月前には、彼がイランで何をしているかもお話ししました。イランにも遺物があって、彼はそれを探し、手に入れて使おうとしていました。世界を支配する力を得るための動きです。そのために、かなり本格的な AI システムまで持ち出していました。
今週は、私たちが言ってきたことに、どうやらみんなが少しは耳を傾けたようです。こちらがしかるべき相手へ、しかるべき電話で伝えたかもしれない情報もあってのことでしょう。
あちこちで、少しずつ彼に的が絞られはじめています。トランプ政権だけは別です。身内は身内、ということなのでしょう。
イランはいま、自国で起きた90億ドル規模のインサイダー取引について、彼を告発しています。表沙汰になったこの取引をめぐって、かなり厳しい処分を科すつもりのようです。
興味深いのは、彼がイランでは大統領にあたる立場だったとされている点です。いまも大統領なのかもしれません。そこは分かりません。イスラム教の指導者であるイマームになろうとしているのかもしれない。
それも分かりませんし、どちらでもいい話です。いずれにせよ、イランでどれほど高い地位に就いていたにせよ、いまのところ、その地位は彼の役に立っていません。
庇護を失い、この情報がニュースにまで出はじめているからです。もっとも、ニュースがそれを伝えたのは、ずいぶん経ってからでした。みなさんがこれを最初に聞いたのは、やはりここです。
先週にはもう一つ、アルバニアにジェフリー・エプスタイン式のリゾートを建てようとしていたことが露見しました。
東欧のマフィアやカバール、カルテルについて少しでも知っていれば、なぜ彼がアルバニアを選んだのか、見当がつくはずです。
まず、アルバニアは東欧のほぼ中央にあります。そして、この国を仕切っているのがアルバニアン・マフィアであることは、少なくとも住民の大半のあいだではよく知られています。
アルバニアン・カルテルと呼んでもいい相手です。東欧のこうしたカルテルは、その多くがソ連の崩壊のころに形を成しました。ただ、何百年も前から続いているものもあります。
ずいぶん前の GIA レポートで、ユニバーサル・トラストの話をしたのを覚えているでしょうか。世界中のあらゆるカルテルが汚れた資金を持ち込んでいた、巨大な洗濯機です。少しだけ振り返っておきます。
アルバニア一帯は、ユニバーサル・トラストと呼ばれるもので知られています。闇市場では、これをアルバニアン・トラストとも呼びます。名前は二つありますが、指しているものは同じです。
そのアルバニアン・トラストが存在してきた期間は、250年から300年ほどになります。ずいぶん長いあいだ続いてきたものです。
私がこのトラストのことを聞いたのは、数十年前でした。ここでは、280年ほど続いてきたものとしておきます。
そして、このトラストですが、自前の金融ネットワークを持っています、いえ、いまとなっては持っていました、と言うべきでしょう。その規模は、世界を見渡しても連邦準備制度(FRB)のネットワークに迫るほどでした。
世界中のほぼすべての金融機関に、正規の手続きを通らずに入り込める裏口を持っていました。各国の中央銀行も含めてです。主な役目は、カルテル、マフィア、そして世界中に広がる裏社会の闇市場を支えることでした。
ロシアのマフィアでも、アルバニアのマフィアでも、コロンビアのマフィアでも、イタリアのマフィアでも構いません。石油カルテルの一員でも同じです。
制裁を受けている国から石油を買っていて、その資金を少しばかり洗っておく必要がある。アメリカ政府、あなたたちも、イランから石油を買っていることを誰かに知られるわけにはいかないでしょう。
このユニバーサル・トラスト、あるいはアルバニアン・トラストの手が届く範囲は、相当に広いものでした。かつては数百兆ドルを抱えていたこともあります。そして第一の働きが、汚れた資金の洗浄です。
持ち込むと、35パーセントが引かれます。そのうえで、世界中どこでも好きな銀行から、染み一つない、日々のごく普通の商取引にしか見えない資金になって出てきます。あの洗濯機がやっていたのは、この仕事です。
麻薬の資金は、こうして隠されます。人身売買の資金も、同じように隠されます。ですから、クシュナー氏がアルバニアにご自慢のリゾートを建てようと決めたと聞いても、私は驚きません。驚くような話でしょうか。みなさんも驚くには当たりません。
このトラストがしていた二つめのことは、汚れた資金をそのまま使って、世界各地の選挙運動に資金を出し、大口の献金者になることでした。洗っていない資金をわざわざ手元に残しておいたのも、それが目的です。
次に大統領になりそうな人物の選挙運動へ、献金しておく。そうすれば、いつでもこう言えます。その大統領の選挙資金は、カルテルや麻薬の売人たちが出したものだ、と言えるわけです。実際、コロンビアの大統領にはそう言いました。
この一年と経たないうちに起きた話です。そして、誰もその件に注意を払いませんでした。ニュースに出されたくないのなら、こちらの言う通りに動け。動かないのなら世界に知らせる。トラスト側は、いつでもそう言える立場にありました。
2025年1月6日のレポートの時点では、資金が通っていた経路のうち2本が、すでに断たれていました。
それにしてもクシュナーは、どうやってあれだけの国で、いや、世界のほぼすべての国で、あれだけのポストを手に入れたのでしょうか。
私の見立てでは、彼はアルバニアン・トラストと関わっています。トラストの側は、彼にずいぶん便宜を図ってきました。
その返礼として彼が用意しようとしたのが、ジェフリー・エプスタイン式のリゾートという贈り物です。そこでトラストは人身売買を思う存分に行え、彼のほうは政治家たちの相手をして、弱みをさらに握れます。
ジェフリー・エプスタインの島と同じ仕組みです。あの島では、何もかもが記録されていました。内部告発者を名乗る人たちが、そろって出さずにいる情報が、それです。
政治家も、政治家でない人も、億万長者も、ビル・ゲイツも、そのほかの面々も、一人ひとりの映像が残っています。あの映像に誰が映っているかは、ご想像にお任せします。
もちろん、あくまで仮定の話です。ニュース・ネットワークではないこの番組で、誰かを名指しで告発したりはしません。そんなことをするでしょうか。いいえ、しません。
どうやらクシュナー氏は、トラスト側と少しばかり仲違いをしたようです。そう思うのは、次にニュースへ出てきたのが、リゾートの建設資金の出どころだったからです。
イランでのインサイダー取引の詐欺で、彼はイラン人から90億ドルを騙し取っています。
ところが建設資金は、そこから出ていません。違います。彼に建設資金を渡したのは、トルコのコカイン密売人でした。おそらく、彼と同じ洗濯機を使っている相手です。じつに興味深い話です。
このトルコのコカイン密売人は、古い文書も持っていました。クシュナー氏も同じです。二人がサンヘドリン・イルミナティにいたころの文書で、アルバニアのあの土地に権利がある、と書いてあります。
これを盾に二人はアルバニア政府へ迫り、土地を無償で引き渡させました。実際にしたことは、それまでの持ち主から土地を奪い取り、当の持ち主をその土地から追い出すことです。
使われた古い文書は偽物で、日付はオスマン帝国の時代まで遡っていました。サンヘドリン・イルミナティがアルバニアン・トラストと組むと、こういう仕事をします。これが、クシュナー氏の背景にある話です。
それでいて例によって、彼はいまもホワイトハウスの会議に呼ばれています。直近では昨夜です。使っているのは、合衆国大統領という非公式のポストです。いえ、この場合は、合衆国大統領とホワイトハウスに助言する顧問、外部の助言役ということになります。
その会議で彼が何をしたかが、舞台裏で進んでいる次の難題につながります。彼は乗り込んできて、金融危機を解決しようとするのです。アルバニアの資金は、まだ残っているのでしょうか、クシュナー氏。
おそらく、もう残っていません。ほかのカルテルへ電話をかけたほうがいいかもしれません。トルコの面々は、もうクシュナー氏とは取引をしないでしょうから。
5. 制裁下の石油を自国産に変えるサウジアラムコ
昨夜の会議には、彼のほかに、アメリカの金融界を率いる人たちが何人かと、アメリカの財務省の面々、それに連邦準備制度の関係者と工作員も集まっていました。そして裏では、この人たちがいま完全なパニックに陥っています。この話は、レポートの後のほうでもう少し触れます。
彼らが何としても続けさせたかったのは、私たちが大統領と呼んでいる原稿の読み手、この場合はトランプ大統領が、経済はかつてないほど好調だと、アメリカの市民へ言いつづけることでした。いまのアメリカで起きることは、だいたいそのまま世界中でも起きます。この嘘は、これからも延々と続けられるのでしょう。彼は何度も何度も同じ言葉を繰り返しています。台本にそう書いてあるからかもしれません。
笑ってしまいます。私だってこのアメリカで、以前とは形が違うにせよ、経済に参加している一人だからです。車にはガソリンを入れますし、食料品店にも行きます。ここでの仕事のほかに、ふつうの人がすることは一通りしなければなりません。
みなさんは最近、車にガソリンを入れましたか。アメリカではこれをガスと呼びます。ヨーロッパやほかの国では、ペトロールと呼ぶでしょう。アメリカで入れた方には、いま断言できます。レギュラーであれプレミアムであれ、1ガロンあたりほぼ1ドル、余計に払っているはずです。
世界のほかの地域でも、みなさんは同じ締めつけを、それも相当に強く感じているはずです。こちらはガロンで買っていますが、国によってはリットルで買っています。リットルで見ればどれだけ上がっているのか、こちらには想像するほかありません。それでも、かなりの額になっているはずです。
ニュースは、これが起きているのはイランで戦争が続いているからだ、と伝えています。戦争だ、戦争ではない、また戦争だ、やはり戦争ではない、緊張、一時的な和平条約、そういったものが並びます。私はこの説明を信じていません。まったく信じていません。この先の話を聞けば、みなさんも信じなくなるはずです。とはいえ、そうしたことで給油所のガソリンの値段は動くのか。理屈のうえでは、動くはずです。
イランは1995年から、アメリカに制裁を科されているので、法のうえではどこへも石油を売っていないことになっています。アメリカに制裁を科されると何が起きるのか。いまの OPEC(石油輸出国機構)の規則では、石油も天然ガスも綿花も、そのほかの商品も、すべて米ドルで取引しなければなりません。この規則がこう決まっているのは、ブラックロックがそこでインサイダー取引をしていて、商品先物市場への裏口であるアラジンを握っているからです。
ですから、アメリカに制裁を科されれば、建前のうえではそうした商品を一切売れなくなります。制裁は普通、その国の主要な産業に絞って掛けられます。多くの場合、それが石油と天然ガスです。
分かっているのは、イランがずいぶん長いあいだ、ロシアと、サウジアラビアの石油会社サウジアラムコ、それに中国へ石油を売ってきたことです。値段があまりに安いので、売るというより譲り渡していた場合もあります。安いどころの話ではなく、ほとんどただ同然です。
ずいぶん前に私がしたレポートを、覚えている方もいるでしょう。あれは旧来の報道の側でやった取材ですが、サウジアラムコの動きについては、GIA レポートでも何度か触れてきたはずです。アラムコの動きは、いま起きていることに直に関わります。ですから、もう一度、はっきりと指摘しておきます。
同じころ、アラムコは膨大な量の石油をアメリカへ運び込んでもいます。運び先はテキサスです。
アラムコは、年に、あるいは月に、決まった量の石油を産出していると称しています。アラムコは需要に合わせて、入ってくる量と出ていく量を増やしたり減らしたりもします。そうやって石油市場を操るわけです。動くのは中東の市場だけではありません。世界中の市場が動き、最後にはみなさんがガソリンを入れる給油所の値段まで動きます。
そして、アラムコが自国産と称している石油の多くは、実のところ、制裁下の石油と天然ガスの割当を、そっくり引き取ったものです。割当というのは、その石油がどこの誰の産出分として計上されるかという枠です。かつてはイラクから、いまもいくらかはイラクから来ています。クウェートもそうでしたし、イランもそうでした。ほかにも、いまなお石油と天然ガスを産出し、ひどく値引きした値段でアメリカへ売っている地域があります。
それを、サウジアラビア側とアラムコは、すべて自分たちが産出した石油だと称しています。事実ではありません。実質的には、アラムコは中東全体のための石油ロンダリング会社です。世界の特権層や大手の石油会社が、制裁下の石油を捨て値で買えるようにするための会社です。
ブリティッシュ・ペトロリアムのような大手が、石油に高い金を出さず、市場価格で買ってもいないことは、誰でも知っています。そこは分かっています。ただ、制裁下の石油となると、アルバニアン・トラストを通して洗わなければなりません。そこには一連の手続きがあって、関わった全員が取り分を抜きます。それでもなお、彼らが払っているのは1バレル25ドル、あるいはそれ以下です。
現に、世界中で社債と国債を大量に発行しているピムコは、イラク戦争のあいだ、イラク・ディナール建ての債券を発行し、あるいは前もって発行していました。イラクの一帯から採り出される石油のすべてを、1バレル25ドルと見積もった債券です。
その石油が採れる場所は、たいていクルディスタンです。ピムコはこの債券を世界中へ配り、売り払っていきました。イラクの石油のすべてと、その石油を扱う会社の持ち分を売ったわけです。持ち分の買い手は、ブリティッシュ・ペトロリアムをはじめとする、各地のロックフェラー所有の会社でした。スタンダード・オイルが分割されてできた、シェルやシェブロンといった、セブン・シスターズと呼ばれる大手です。そこで供給される石油を、まるごと捨て値でそうした会社へ売り渡していたのです。
原油1バレルのいまの市場価格を調べてみてください。世界のどこにいても、たいていは米ドル建てで出てきます。特権層の石油カルテルが実際に払っている値段との差が、そこで見えます。
アラムコは、この地球で石油そのものを洗う機械です。そしてこの件では、アルバニアン・トラストが、闇市場の石油が生む汚れた資金を洗う、地球規模の工場になります。裏では、この二つが同時に動いています。この二つを回している側が、ホルムズ海峡(中東の石油が船で出ていく細い水路)で取るに足らない小競り合いをわざわざ演じてみせているところを見ると、いまこの世界へ流す闇市場の石油を増やそうとしているのだ、と私には読めます。
6. 船も海峡も要らない闇の石油の道
ホルムズ海峡が開きます。かと思えば閉じます。また開いて、また閉じます。
政府の機密に触れられる立場だと称する Q クリアランス界隈が、こんなことを言っています。海峡は自分たちで開け閉めできる、あの海峡は自分たちのものだ、といった話です。ですが実際のところ、これは真っ赤な嘘です。
私の手元のどこかに、こういう映像があります。イラン人たちがダートバイクに1台につき1バレルの石油を縛りつけ、その石油をパキスタンとの国境の向こうへ運んでいく映像です。
国境を越えたあとは、CPEC(中国パキスタン経済回廊)と呼ばれる道を通ります。船は一隻も使いません。陸をまっすぐ進んで国境を抜け、パキスタンと中国の交易のために新しく作られたこの回廊をたどって、最後は中国に着きます。
運び手の取り分は、1バレルにつき1ドルです。当時は誰もが、石油1バレルあたり1ドルのためにダートバイクを走らせていました。数年前の話です。その映像は当時、パキスタンの情報機関から私に渡されたものです。
必ず探し出します。今回のレポートには間に合いませんでした。引っ越しのときに、外付けハードドライブが一台行方不明になってしまったんです。どこを探しても見当たりません。それでも、どこかにはあります。見つけ次第、コミュニティ・チャットに上げます。
中東から石油が出ていく道は、ほかにもあります。たとえば、陸路でサウジアラビアへ運ぶ道です。
造作もありません。何の問題もありません。船は必要ありません。ホルムズ海峡も必要ありません。あの話は、まるごと嘘です。彼らは毎日、一日中、海峡を通さずに石油を運んでいます。1995年からずっと続けていて、そのあいだ一度も止まっていません。全部が嘘です。全部が嘘です。
これでイランに打撃を与えられているでしょうか。いいえ。中東のほかの国々に打撃を与えられているでしょうか。いいえ。
闇市場の石油は、いつでもクウェートを通っています。世界中にあるサウジアラムコの拠点へも、いつでも入っています。各地の製油所へも流れ込んでいます。海峡を閉じれば石油が止まる、という話は、まったくもって事実ではありません。
給油所で私たち市民が払うガソリン代の値上がりも、それ自体がただの嘘です。すべては、人為的に作られたハイパーインフレ(物価が桁違いに跳ね上がる状態)の上に成り立っています。
イランはアフリカへ抜ける道を数えきれないほど作ってきましたし、イラクは長いあいだクウェートへ石油を運びつづけています。制裁があろうとなかろうと、どの国も石油を洗う機械になりつつあります。そして現金のほうを洗っているのが、アルバニアン・トラストです。
オマーン、イエメン、カタール。どこでも船に積み込み、別の航路を通っていくだけです。
ですから全体として、これはとてつもない大嘘です。少しばかり遠回りにはなるかもしれません。ただ、海峡を閉じても石油は止まらない、という肝心のところは、それで何一つ変わりません。
起きるのは、給油所でみなさんと私が払う価格が上がることだけです。大手石油会社のほうは、価格が変わらないどころか、1バレルあたりに払う仕入れ値がむしろ下がります。
そして大手は、その下がった分を私たち市民に回したことが一度もありません。それどころか彼らは、私たちが大統領と呼んでいる原稿の読み手たちを各国に立てて、どこもかしこも争っているという話を並べさせつづけます。自分たちの都合で値段を動かし、そうしてようやく利益を出すためです。率直に言えば、彼らは破産しているのですから。
アメリカにお住まいのみなさんには朗報です。いまはホワイトハウス自身が、ベネズエラの石油を洗う場所になっています。ただで、あるいはただ同然で入ってくる石油です。
あちらでクーデターがあったとされる時期から、ずっと続いています。必要なだけの石油がアメリカへ運び込まれ、国内各地の製油所へ入っていきます。製油所のほうもこの仕組みに乗っていて、別のどこかから新しい割当番号を受け取っています。その石油がどこの誰の産出分として計上されるか、その枠の番号です。まさかホワイトハウス自身が利益を得ているはずはありません。
とはいえ、新しく石油・コカイン担当官となったジャレッド・クシュナーが舵を取っているのですから、何が起きても不思議はありません。
この市場で起きているハイパーインフレも、やはり人為的なものです。いま制裁を受けていない国々にまで、その影響が及んでいます。
どの国もアメリカの敵ということになりつつあります。ただ、そんなことはどうでもいいのです。あのイランのいわゆる大統領が、昨夜のホワイトハウスの電話会議に出ていたのですから。
そういうものだ、としか言えません。クシュナーがアルバニアン・トラストと、コカイン密売人たちと、カルテルとのあいだで仲違いしたことが、彼自身の身に厄介ごとを招くでしょうか。その可能性はあります。なかなか興味深いことになりそうです。
あいにく、昨夜のその電話で、彼はどうにか私を説得して手を貸させる道を探ることに、まんざら反対でもなさそうでした。まあ、そうはならないでしょう。
コカイン密売人に資金を渡したくはありません。ジェフリー・エプスタイン式のリゾートにも興味はありません。いまのところ、アルバニアン・トラストへ資金を渡すつもりもありません。
率直に言って、ホワイトハウスがかけるべき電話の相手は、そもそも別にいます。世界中のカルテルを仕切っている人たちです。私たちのレポートでは、この人たちを最上位のテーブル、そしてサイレント・サークルと呼んできました。当人たちはただテーブルと呼んでいます。表の取引所の石油カルテルも、取引所の外の石油カルテルも、闇市場のダイヤモンドも、そこで動く品物のすべても、この人たちの支配下にあります。
ホワイトハウスが、自分たちに何ができるかを探るために電話をかけなければならない相手が、その人たちです。少なくとも私は、そこに手を貸しません。
7. 食料品の値段を決めるために敷かせなかった高速鉄道
ガソリンの値段が給油所で上がるとき、その値上がりを正面から受けているのがトラック運転手です。世界中の品物を陸路で運んでいるのは、この人たちです。
アメリカには、トラックのほかに、これといった輸送の基盤がありません。トラックが運ばなければ、何も動きません。
トラックが走るための燃料はディーゼルです。値段を決めている側がそのディーゼル代を自由にできなければ、食料品も、衣料品も、暮らしに要るものも、トイレットペーパーも、そのほかの消費財も、値段を思いどおりに動かすことはできません。値段を決めている側が、アメリカに高速鉄道を一度も敷かせなかったのは、そのためです。ヨーロッパじゅうを走り、そのほかの国々にも行き渡っているのに、アメリカにだけはありません。
同じ理由で、モルモン教会は、大型トレーラー(18輪の長距離トラック)で実際に使いものになる電動の技術を、何としても自分のものにしようとしています。そこでは、管理と、世界中の財とサービスの値上がりをめぐって、いろいろなことが動いています。だからいまのアメリカに、高速鉄道が無いのです。
これから食料品の値段がひどく上がり、そのほかの消費財の値段もかなり上がっていくと見ておいたほうがいいと思います。私のようにまだ予想している段階ではなく、みなさんはもう目の当たりにしているかもしれません。原因は、偽の戦争と、偽のハイパーインフレです。
もっとも、買う側の私たちにしてみれば、その値上がりがどこから来ているのかなど、正直どうでもいい話です。分かっているのは一つだけです。いまや食料品を買うためだけに、二倍働くか、ほかの手立てを探すしかありません。そうではありませんか。
彼らのほうは気にも留めません。私たちは彼らにとって奴隷でしたから。ですが、それも急速に変わりつつあります。
その先は『Beyond the Matrix』で話します。『Declassified』には、すこし込み入りすぎる話ですから。
燃料の値段が上がっています。そこへ、トランプ大統領の関税がいっこうに定まりません。高くなったかと思えば、次には低くなります。世界中で事業が苦しくなっています。世界中の人々が苦しんでいます。物を国の外へ出すのも、中へ入れるのも、思うようにいきません。アメリカだけの話ではなく、いまや世界のどこでもそうです。
トランプ政権、正確にはその工作員たちがやっているのは、要するに、あちこちから資金を吸い上げようとしているだけのことです。その資金が本当に彼らの手元に残るのか。残りません。以前のように懐へ入れることもできなくなっています。資金繰りも少しばかり思うようにいきません。アメリカ国内だけの話ではありませんが、今回のレポートで主に見ているのは、アメリカです。
それでも彼らは、同じことを何度も何度も繰り返しては、違う結果を期待しつづけます。妙な話です。この繰り返しは何を意味するのでしょうか。狂気の定義とは、同じことを繰り返しながら違う結果を期待することです。この定義に照らせば、ホワイトハウスを動かそうとしている人たちは何だということになるのでしょうか。
8. デュランゴの工作員が画面に出す偽の資金
イランの戦争、偽の戦争、メディアの戦争、何と呼んでもかまいませんが、それでペンタゴン(アメリカ国防総省)の金庫も軍の予算も底をつきかけています。アメリカ海軍は、人件費の口座から資金を移して戦費に充てざるをえなくなりました。
この話はメディアにも少しは流れています。少なくとも独立系のメディアには出ています。ですが、大統領の警護にあたるシークレットサービスの年金基金も、いまはほぼ空です。そちらの話は裏でしか聞こえてきません。
退役軍人向けの基金をはじめ、いくつもの年金基金から、いま資金が吸い上げられています。自分たちが持ちこたえるため、偽の戦争を続けるため、石油の値段を吊り上げ、裏で進んでいる別の計画を支えるためです。
ここからは、みなさんの耳に入っていない話です。ここ最近、財務省が見ているのは、偽の AI の画面が映し出す偽の資金です。その画面には、表に出ない裏金の口座に少なくとも1兆ドルが入っていると出ています。足りなくなったとき、彼らが電話をかける先は一つだけです。いいですか、コロラド州デュランゴの工作員たちです。
そう、シャイアンにいる者たちもです。ただ、主にアメリカ西部、とりわけデュランゴです。必要になったときに偽の AI と偽の資金が画面に出るよう、彼らが段取りを付けます。そのうえでホワイトハウスと非常に緊密に手を組み、銀行だけでなく私たち全員も騙しています。
財務省がそこまで勝手に振る舞えるのは、厳密には政府の一部ではないからです。財務省を運営しているのは、そして昔からずっと運営してきたのは、バイエルン・イルミナティ(18世紀のバイエルンで作られた結社)です。連邦準備制度のほうは、どちらかといえばサンヘドリン・イルミナティ(かつてのユダヤ教の法廷の再建を掲げる一派)の側です。
この数週間、裏で主な話題になっているのは財務省です。自分たちに通貨を出す力は無いと言い張りながら、相次ぐ暗号資産の破綻は必ず埋め合わせる、と言い続けているからです。その埋め合わせの根拠として彼らが持ち出すのが日食です。昨日ちょうど日食がありました。しかも12日にも日食がありました。
私に言わせれば、昨夜の時点で、日食があろうとなかろうと、みんなが少しそわそわしはじめています。そのいらだちが向いているのは、自分たちのミニ・マトリックス、とでも呼びましょうか、それを作ろうとしたかもしれない人たち、あるいは実際に作ってしまった人たちです。その話は『Beyond the Matrix』のほうで聞いてもらえます。
デュランゴの工作員たちが騙してきたのは、アメリカの銀行だけではありません。世界中の銀行です。裏の画面に映っているだけの偽の資金を根拠に、財務省が出す米国債を買わせてきました。その資金は消えては戻り、消えては戻ります。デュランゴがそこに数字を置く、財務省が引き出す、デュランゴがまた置く、財務省がまた引き出す。そういう具合です。
そもそも、よその国に嘘をついてはいけないことになっています。そうではないでしょうか。ええ、いけません。銀行に嘘をついて、そこに資金がある、国債があると言うのもいけません。実際にはそこにありません。それでも彼らは、満月ごと、新月ごと、そのほかの折にも約束をし続けます。デュランゴの工作員たちは、その約束を当てにして、偽の新しい AI の仕組みを立ち上げようとしています。
では、デュランゴの工作員たちは何をするのか。嘘をつきます。それが、デュランゴとオランウータンを掛けた自称、デュランガタンたちの信条です。我々は嘘をつく。我々の言うことはまるごとデタラメだ。このレポート用に上品な言い方にしておきます。
私は数年のあいだ、彼らと直接、顔を合わせて話してきました。その経験から正直に言えるのは、いまの話がまったくそのとおりだということです。私の嘘発見器が何度も鳴っていたんです。警報、警報。またデタラメ、またデタラメ。真に受けるな、と鳴っていました。それでもこちらは笑顔を作って、わあ、すごい、なんという話でしょう、と応じます。私は嘘が本当に下手なので、隠すのに苦労します。本気で言っているのか、まだこのデタラメを私に信じさせるつもりか、と内心で思っているのを隠そうとしているわけです。
財務省はアメリカだけのものではありません。国債を大量に発行しているのもアメリカだけではありません。中国もです。日本もです。ロシアもです。ブラジルもです。ベネズエラもです。世界中で国債を大量に発行し、市場で銀行に売り、その国がしばらく借りられる枠を作ります。やがてその国は不履行に陥り、また持ち直し、また不履行に陥っては持ち直す、というのがこのところの繰り返しです。世界中の国が、政府を持ちこたえさせるためにやっていることで、新しい AI を動かせるようになるまでの話だという触れ込みです。要するに、どの国も毎日のように、ホットケーキが焼き上がるより速く国債を配り続けているわけです。
そこでいま心配されているのが、その資金が消えていることです。資金が、偽の資金が、画面に出てきません。もう隠しきれません。政府には資金がたっぷりあると言って銀行に国債を買わせる手も、通じなくなりました。昨夜の時点で、彼らは本当にパニックに陥っています。明日アメリカで市場が開くまでにこの問題を片づけられなければ、非常に大きな問題を抱えることになるからです。
みなさんがこのレポートを受け取るころには、オーストラリアではもう取引が始まっています。次はシンガポールです。夜のあいだに、市場は世界を一周します。世界中の市場で何が起きるか、たいへん興味深いところです。
国債に本物の資金は流れていません。要するに、何もかもが不安定です。デュランゴの工作員たち、デュランガタンたち、そして彼らが世界中で取引している相手の工作員たち、そのすべてが嘘をついてきました。いま世界は、つまるところ嘘の上で動いています。彼らの計画はうまくいっていません。彼らが制御してきた仕組み、いや、制御していた仕組みと言うべきでしょうか、それがこのところ、どうも少しおかしな動き方をしています。まるで、彼らの機械の中に幽霊がいるようだ、とだけ言っておきます。この話はまた後で。
9. 愛国者が歓迎するグローバル・トレジャリー
デュランゴの工作員たちは、連邦準備制度と、通貨を発行し流通させる仕組みとの繋がりが、かつてのようには残っていないことを見抜きました。
私たちが世界の金融システムと呼んでいるものは、いわば一本の映画です。その映画の中で、世界の資金を動かす側にいたはずの機関が、次々にノンプレイヤー・キャラクター(筋書きの上でそこにいるだけの脇役)になっています。国際決済銀行がそうなりました。世界銀行もつい最近そうなり、IMF もいくらかそうだと言えます。
そこでデュランゴの工作員たちは、連邦準備制度と同じ型のものを自分たちで作ることに決めました。使うのは、手にしたとされる新しい AI です。
街の噂では、その AI は日食のような出来事が起きたときにしか動き出せないそうです。月と何か関係があるのかもしれませんし、無いのかもしれません。ただ、毎回、いえ、少なくとも直近の二回については、そこで大きな約束が入ってきます。
他に同じ仕組みを持っているところはありません。そのうえ、これから立ち上げるグローバル・トレジャリー(世界規模の財務省にあたる組織)を、丸ごと自分たちの管理下に置きたいと考えています。だから彼らは、新しい AI で動かす通貨の仕組みを、古いほうの仕組みに揃えないことに決めました。
グローバル・トレジャリーを立ち上げ、そのグローバル・トレジャリー機構こそが連邦準備制度に取って代わる、と世界へ向けて発表する。それが彼らの計画です。
アメリカの愛国者の多くは、財務省は政府の組織であり、正しく信頼できるところだと信じています。
全くそうではありません。
それでも愛国者たちは、連邦準備制度からの切り替えを歓迎します。連邦準備制度が悪であることはみな知っていますし、そう伝える報道も十分に出回っています。そのうえで、財務省こそが世界の救世主になると信じています。
そうなれば、デュランゴの工作員たちは、自分たちで通貨を発行する機械を据えられます。何の資産の裏づけも持たないまま紙幣を刷る機械です。裏づけになる資産があるとすれば石油くらい、というのが、JPモルガン・チェースの内部の人から聞いている話です。
世界の8割の地域では、電圧が下がって電気の供給が細ることが日常的に起きています。電子的な仕組みだけで動くものは、それでは用を成しません。標準コインと呼ばれるものも、おそらく使いものにならないでしょう。工作員たちも、そこに気づきはじめています。
連邦準備制度の印刷機を、デジタルのものも現物も接収して、割当番号を、自分たちが立ち上げようとしている仕組みのほうへ流し込む。彼らはおそらく、そのつもりでいます。もっとも、このレポートが公開されるころには、その新しい仕組みのほうがもう存在していないかもしれません。
工作員たちは、みなさん一人ひとりに向けた工作も仕掛けてきました。その話は『Beyond the Matrix』のほうで扱います。
身の回りで妙なことが起きているなら、その原因はこの人たちにあると思ってかまいません。デュランゴの工作員たち、自称デュランガタン、何人かのいかれた将軍たち、そのほかの面々です。
ピンキーとブレイン(世界征服をたくらむ米国アニメのネズミ二匹)のようなもので、この世界を自分たちの手で回したくてたまらないのです。
デュランゴの工作員たちのこうした動きが、私たちみんなが気にしているもう一つのものも膨らませています。データセンターです。
10. 100マイル先まで届くデータセンターの唸り
データセンターは、アメリカだけでなく、世界のいくつもの国で、猛烈な速さで建ちつづけています。
そして、そこには報告されている興味深い共通点が一つあります。報告の大半は SNS では埋もれてしまっていますが、そのデータセンターが、近くに住んでいる人たちに何を引き起こしているか、という話です。
まず一つ目。牛などの家畜や、野生の生きもの、それに植物までが、データセンターの敷地の中でもその周りでも死んでいる、という報告がたくさん来ています。
二つ目。データセンターが水の供給を妨げているという報告です。地下水が濁る、水道から濁った水が出てくる、あるいは周辺一帯の市や町の水そのものが枯れてきている、という話も聞こえてきます。
三つ目。データセンターを追いかけている人がおおぜいいて、その人たちは、あそこは何らかの電磁場を出していて、それが周りの生きものを片端から殺している、と言っています。稼働中のデータセンターのそばに実際に立った人たちには、かなりこたえたようです。
四つ目。最後になりますが、これも軽い話ではありません。新しく建ったデータセンターのある地域に住んでいて、私が個人的に知っている人たちもいます。その人たちから来ている報告では、決まった周波数の音と、途切れることのない低い音、つまり唸りが、そのデータセンターからずっと聞こえつづけているそうです。しかもそれは、建設が進んでいる地域から50マイル、遠いところでは100マイル(約80〜160キロ)先まで届いています。
こう言うと、では、いったいどこから出た資金でそんなものを建てているのか、とみなさんはおっしゃるはずです。ユニバーサル・トラストにつながってさえいれば、いまはかなり速く建てられるのではないでしょうか。
もう一つ覚えておきたいのは、いまは、ものを作るのがとても簡単だということです。手元のチャットボットや、ChatGPT、あるいは私たちの知っている類の AI の仕組み、そういうものだけの話ではありません。私はあれをチャットボットと呼びます。至る所にいるボットをつなぎ合わせただけのものだからです。
そこへ、3Dプリンティングの技術が加わったらどうでしょう。私たちが知っているもの、私たちの手に入るものより、はるかに進んだ技術です。
いまはもう、家庭用の3Dプリンターが買える時代です。アクションフィギュアでも何でも、好きなものをプリントできます。うちの娘も一台持っています。すっかり面白がって、小さなものをいろいろ作ってきました。コインケース、キーホルダー、思いつくものは何でも作ってしまいます。ちょっとした趣味のようになりました。
クリスマスの贈り物にもらった、性能で言えば下のほうの、300ドルの機械でそこまでできるのです。それなら、もっと大きくて精巧な機械と、3Dプリンターの技術があれば、データセンターはあっという間に立ち上げられるはずです。
ただ、なぜこれが起きているのかは、誰も伝えていません。
この手の話を昔から追ってきた方ならご存じのとおり、マイクロソフトのデータセンターなら、いまや世界中どこにでもあります。ここ数十年のあいだに建った、古い型のものです。ハネウェルのセンターも世界中にあります。名の知れた電子機器の会社は、どこもこうしたデータセンターをあちこちに持っています。そのうえ、インターネットとワールド・ワイド・ウェブの中継点も、世界中にあります。隠されてはいません。ただの事実です。信じられないかもしれませんが、インターネットが始まったのは1970年代の後半で、それ以来ずっとあるものです。
そのうえで、では今回のものは何が違うのか、という話です。エシュロン(米国と同盟国の通信傍受網)の一部である NSA のデータセンター、あれを冷やすだけでも莫大な費用がかかります。それを否定するつもりはありません。ただ、今回のものは、まるで違います。本当に、まるで違うのです。
今回の新しいデータセンターの下に、何か違うものがあります。
そしてこれについても、デュランゴの工作員たち、自称デュランガタン、その側の将軍たち、そして世界中のバイエルン・イルミナティの面々に礼を言えばいいのでしょう。
この話は『Declassified』には少し重すぎます。今週の『Beyond the Matrix』のほうで、かなり深いところまで踏み込みます。まだご覧になっていないなら、目を通しておくといいかもしれません。『Beyond the Matrix』で扱っているのは、シミュレーションのこと、AI の使われ方のすべて、そしてそれがみなさん自身にどう関わってくるか、ということです。
パート1、2、3は、どれも背景の説明でした。シミュレーションと AI がみなさんにどう影響するのか、工作員たちがその仕組みをどう制御しているのか、どうやって地震を起こしているのか、そういったことです。そこからいよいよ、マトリックスそのものの話へ戻ります。いま何が起きているのか、私たちの奇妙で不思議な世界が、どうしてときおり輪をかけて妙になるのか、そこを内側から扱います。
それでも、事態は前に進んでいます。多くの方には居心地の悪い話でしょうし、それは分かっています。ただ、そのうえで、自分の身を守るために実際に何ができるのか、そこまで詳しく扱います。
データセンターについては、ネットで調べてみてください。どこにあるかはすぐに分かります。近くに住んでいる方は、電磁パルスがみなさん自身にも、家にも、家族にも届かないようにする備えを、選択肢の一つとして考えてもいいかもしれません。それから、問題が完全に片づくまでは、水も別のところから引くことを考えたほうがいいでしょう。
どうやらこの問題は、自然に収まりつつあるようです。この先の一週間で、あの電磁場がいまほど強くなくなっているかどうか、見てみたいところです。
それでも触れておきたかったのは、この話がどのニュースにも出ているからです。みんなが、自分たちの地域でデータセンターのせいで何が起きているのかを話しています。ですから、世界中のフィールド・メッセンジャー(各地から報告を寄せる読者・協力者)から実際に報告が上がってくるのを、楽しみにしています。人々が感じている電磁場のこと、それにデータセンターから来ている唸り、あそこが発している音の周波数のことです。どうやら100マイル先まで届いているようです。
これが『Declassified: Beyond the Headlines』の第1回でした。この世界で本当のところ何が起きているのか、毎週お付き合いください。これが『Declassified』です。